「錆びた館」
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の日替わり日記部分のみの分館
2023/04/08 (Sat)
三軒茶屋にある芸能事務所の社長が新耳袋のトークライブに来たのはちょうどコロナ禍が起きる少し前。その段階ですでに記録されてた映像も見て、これはこの先どうなるんだろうと思ったらトークイベントは開催されなくなり、少しは配信に受け継がれてたらしいものの未見。今になってこういう形で再開されるとは。
監督の後藤さんは『新耳袋殴り込み』シリーズもずっと関わってる映像会社の社長。映画のプロデュース側のトカナの角さんをメインにドキュメンタリーとして映画になるとは。
で。
再現ドラマはインタビューもありつつ現場での検証が進んでいき、ちゃんと現象が起きておそらくは超常現象と思われるものがきちんとカメラに捉えられます。やや検証が甘い気はするものの、映像史的には画期的なことかもしれない。なんだけど。なんでしょうこのなんとも物足りない感じは。映画というよりまさに配信の動画を見てるのとあまり違わないからかなのかなあ、それともほかに原因があるのかなあ。
監督の後藤さんは『新耳袋殴り込み』シリーズもずっと関わってる映像会社の社長。映画のプロデュース側のトカナの角さんをメインにドキュメンタリーとして映画になるとは。
で。
再現ドラマはインタビューもありつつ現場での検証が進んでいき、ちゃんと現象が起きておそらくは超常現象と思われるものがきちんとカメラに捉えられます。やや検証が甘い気はするものの、映像史的には画期的なことかもしれない。なんだけど。なんでしょうこのなんとも物足りない感じは。映画というよりまさに配信の動画を見てるのとあまり違わないからかなのかなあ、それともほかに原因があるのかなあ。
2023/04/07 (Fri)
まず冒頭にオーケストラ(風)のボアアン!とともにタイトル。
続いておなじみのメロディーに近い音楽に合わせて画面下手前から奥へ黄色い文字列が。
1978年アメリカに丸一年遅れて日本公開したスターウォーズをみた高校生は
自分たちもそんな映画を撮ろうとしたのであった、みたいな。
当然のようにカメラはパンダウンして地球のような惑星が見えてきて画面上部から巨大な宇宙船が がたがたと。
自伝的映画とだけの予備知識で来てのっけからこれで、やばいと思いました。
宇宙船の映像を撮ることだけ考えてた主人公が文化祭のクラスの出し物に映画を作ることになり。
1978年、自分はちょうど大学にはいって東京の映画館の大スクリーンで見てた頃で、その前の高校生の時にはやはり文化祭でクラスで作る映画を少し手伝ったりしてたので、今作はもうまるで他人事じゃない。『フェイブルマンズ』も『Super8』も『桐島、部活』も距離おいて見られてたのに、これはそうはいかない。重ね合わせて思い出すことが噴出してきてちょっと逃げ出したくなるくらい。スター・ウォーズが2年ほどはやくずれてたら自分たちもあんな特撮入れようとしてたかもなどとおもいつつ見続けて、いよいよ映画製作始まってヒロインとの撮影場面になるとやっとちょっと落ち着いて見られるように。いいなあ男女クラスで映画作れるって。
もとから主人公と仲のいい明るいやつと、途中から入ってくる一見ちょっとクールなやつ、というコントラストもいい。
ここで撮影される画面が多分ほんとに8ミリで撮られてて、撮影場面の撮影も調子を合わせたような手持ちのカメラ多く、その編集の巧みさですごくその場に居合わせた気にさせられるうえで製作がどんどん進み映画としてもテンション上がってきて、とまあテンポのうまいこと。
クライマックスは文化祭での映画上映となるわけですが、8ミリならではの特撮も駆使した画面も面白いけどカット割り、カメラの構図がすごく良くて。いや小中監督は今だからじゃなくて実際学生時代からうまかったものなあ。その内容は学生時代にもリメイクした短編の更にリメイクで、やりたいかどうかは別にしていまになって学生時代の自作を作り直す機会を得るなんてすごいですよ。
上映後に監督のアフタートーク。ほんとは森達也さんとのはずが森さんが体調不良でお休みで監督一人でしたが、おかげでお話をたっぷり聞けてそれはそれでよかった。あの一見クールなやつのモデルは利重剛だったのかあ、なるほど。全くうっかりしてたことに今作の製作はクラウドファンディングもされてたようで、それは是非参加したかったなどと今頃。
続いておなじみのメロディーに近い音楽に合わせて画面下手前から奥へ黄色い文字列が。
1978年アメリカに丸一年遅れて日本公開したスターウォーズをみた高校生は
自分たちもそんな映画を撮ろうとしたのであった、みたいな。
当然のようにカメラはパンダウンして地球のような惑星が見えてきて画面上部から巨大な宇宙船が がたがたと。
自伝的映画とだけの予備知識で来てのっけからこれで、やばいと思いました。
宇宙船の映像を撮ることだけ考えてた主人公が文化祭のクラスの出し物に映画を作ることになり。
1978年、自分はちょうど大学にはいって東京の映画館の大スクリーンで見てた頃で、その前の高校生の時にはやはり文化祭でクラスで作る映画を少し手伝ったりしてたので、今作はもうまるで他人事じゃない。『フェイブルマンズ』も『Super8』も『桐島、部活』も距離おいて見られてたのに、これはそうはいかない。重ね合わせて思い出すことが噴出してきてちょっと逃げ出したくなるくらい。スター・ウォーズが2年ほどはやくずれてたら自分たちもあんな特撮入れようとしてたかもなどとおもいつつ見続けて、いよいよ映画製作始まってヒロインとの撮影場面になるとやっとちょっと落ち着いて見られるように。いいなあ男女クラスで映画作れるって。
もとから主人公と仲のいい明るいやつと、途中から入ってくる一見ちょっとクールなやつ、というコントラストもいい。
ここで撮影される画面が多分ほんとに8ミリで撮られてて、撮影場面の撮影も調子を合わせたような手持ちのカメラ多く、その編集の巧みさですごくその場に居合わせた気にさせられるうえで製作がどんどん進み映画としてもテンション上がってきて、とまあテンポのうまいこと。
クライマックスは文化祭での映画上映となるわけですが、8ミリならではの特撮も駆使した画面も面白いけどカット割り、カメラの構図がすごく良くて。いや小中監督は今だからじゃなくて実際学生時代からうまかったものなあ。その内容は学生時代にもリメイクした短編の更にリメイクで、やりたいかどうかは別にしていまになって学生時代の自作を作り直す機会を得るなんてすごいですよ。
上映後に監督のアフタートーク。ほんとは森達也さんとのはずが森さんが体調不良でお休みで監督一人でしたが、おかげでお話をたっぷり聞けてそれはそれでよかった。あの一見クールなやつのモデルは利重剛だったのかあ、なるほど。全くうっかりしてたことに今作の製作はクラウドファンディングもされてたようで、それは是非参加したかったなどと今頃。
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