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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2025/07/11 (Fri)
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2018/06/15 (Fri)
池袋東武がたまに下板橋で開いてる倉庫バーゲン、メインは婦人服で食料品もなかなかいいんですが、中には変わったものが出ることも。今回はこれ。

いろんなものが本の形式で売られてるとは思ってましたが天体望遠鏡まであったとはね。3100円が半額以下なら買ってみてもいいかもと。
もちろん殆どの部品はプラスティック製で耐久性も精度も高級感にもかけるものですが、とにかく組み立ててみると。

意外に大きくて、まだちゃんとは試してないもののかなりきちんと見えるみたい。
接眼レンズの倍率違いも三種類あるので割と本格的なもののようですよ。
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2018/06/14 (Thu)


最近美術展行っても図録買わないことが多くなりました。何しろかさばるので。
そのかわりに買うのがポストカード、ではなくマグネット。
ポストカード類てどこにしまったのかわかんなくなっちゃうけどマグネットなら冷蔵庫前に行くと何に行ったのか累積してわかるもので。
今回はきれいな花のもの2,白黒のもの1となりました。

2018/06/13 (Wed)
もう一月ほど前になりますが丸の内の美術館にルドン展にも行ってました。

もともと岐阜の県立美術館のルドンコレクションが有名で結構見てたんですが白黒がメインだったかな、晩年の豊かな色彩の花の絵はその中ではあまり多く見てなかったので。

ある館の一室の壁4面を飾ってたという大きな花の絵、その実物を集めてきた上に実物大複製を当時と同じ配置で展示した部屋が圧巻。ここだけ撮影可。

鑑賞終わって美術館前の庭見ると薔薇がちょうど見頃でした。

2018/06/12 (Tue)


ジブリ主催でのお別れの会からしばらくあと、アニドウ主催による偲ぶ会にも行ってきました。
生前の映像それも海外での珍しいものや『狼少年ケン』などの上映、ゆかりの作品の楽曲のコンサートに関係者のトークなど盛りだくさん。平日にもかかわらず満席の会場で四時間があっという間でした。

昨日の続き。
高畑さんと最初にお会いしてから、日本アニメーション協会の集まりなどで遠目にお見かけすることはあっても、直接お話する機会はとうとうありませんでした。
最後にお姿を見たのは2016年10月のユーリ・ノルシュテインさんの歓迎会の場で。

どこかの美術館での鳥獣戯画展の図録をプレゼントとして持ってこられ、熱く語ってられました。
翌日から一緒に京都の方へ出かけられると聞いてたので何十人もいるその場でなくあとでゆっくりと話も出来たでしょうに、そんなことは関係ないという熱意に溢れてて、とてもそれから二年も立たないうちにお亡くなりになるとは、今も信じられません。


2018/06/11 (Mon)


全くの平日昼間でしたがちょうど仕事の都合がついたので高畑勲さんのお別れの会へ行ってきてました。ジブリ美術館入口前の広場にいくつも待機列用テントが建てられ、生前の姿を伝える映像が流される中、大体50人ずつくらいかな、区切られて建物内へ案内され順に献花。
会の始まりからすこし時間空いたとこで行ったのでスムーズに入れましたが、始まりの頃や全体ではかなりの人がいらしてたのではないでしょうか。

東映動画(現・東映アニメーション)で仕事し始めたころはまだ『太陽の王子ホルスの冒険』スタッフだった人たちもいらしてて、高畑さんに関する話もいくつか聞かされたものでした。そのように話を聞くことになる監督、演出さんはほかにあまりなかったです。
なんの作品だったか聞きそびれたものの、テレビ作品を試写室で見ていたスタッフが忍び笑いを漏らし始め、それが次第に大きくなり、全員大笑いで終わった時があり、前にもあとにもあんなことははじめてだった、とか。たぶん『狼少年ケン』か『もーれつア太郎』なんでしょうが、今だってそんな初号試写は見たことがありません。
数年して芹川有吾さんの演出助手についたときには『わんぱく王子の大蛇退治』で演出助手についてた頃の高畑さんのことを聞くことがありました。当時の(ほんとは今も)演出助手は実写で言う特撮監督のような面も持ち合わせており、監督の意図を理解してどのような画面処理をするかを考案、実施するのも業務だったのです。
ツクヨミの場面での氷、つららのようなそれの質感をどう出すか、で、あるカットではある面を塗り、他の面をトレス線のみにしたかと思うと他のカットではブラシを使い、処理が統一してないのだがと問い合わせがあったが、高畑さんは大丈夫だと言い、実際つながったラッシュを見るとかえってそれでスムーズな流れになってたとか。
雪の結晶が多重露光で幾重にも重ねて見える場面では高畑さんの指示の多重さがあまりに多すぎて撮影からクレーム入り、やむを得ず途中でやめてもらったとか。
そのすこしあと、たぶん『セロ弾きのゴーシュ』の上映絡みでなみきたかしさんと高畑さんとで池袋の喫茶店で初めておジャなしする機会に恵まれたので芹川さんの助手についてますと自己紹介すると、じゃあ兄弟弟子ですね、と言われまして。まったく恐れ多い話ですが同席したなみきさんには羨ましがられたものでした。

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