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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2025/12/08 (Mon)
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2017/12/16 (Sat)
基本ここは画像つき日記なのですが、今回は画像ありません。
まずTwitterで娘さんによる訃報が流れてきました。
東映アニメーションがかなり久しぶりに新人を研修生として募集したときに演出として合格しながら、当時女性の演出家はあまり例がないことから脚本家への道を進められたと聞いています。
その後の業績については特に説明不要でしょう。年は同じなのですが、業界に入ったのは島田さんのほうが二年早く、女性のという枠でなくアニメ脚本家として質量ともに大変素晴らしいレベルのものばかり。
一期の研修生の人たちはみな仲がよく、集まったりもしてたようなのですが、こちらはそういう場に行き合わせることもないまま実際に脚本を眼にしたのは『るろうに剣心』の絵コンテを担当したとき。シリーズ中六本の島田脚本を絵コンテにする機会に恵まれました。
Twitterで三本と書いたけど総数は間違い、訂正しておきます。
理由は色々あるのだけど特に書きませんが、島田さんの脚本は大変絵コンテにしやすい。無論その物語が要求するレベルも高いのでそこは苦心するところですが、どんな有名な脚本家でもありがちな実際に映像にしたときに生じる無理のようなものがほとんどなくて、そこのつじつま合わせという無駄な苦労をした覚えがなく、ドラマをいかに演出するかに集中できるのです。
るろ剣で担当した十数本の絵コンテのうち、自分の担当回のベスト3である鵜堂刃衛戦ラスト、宗次郎の過去話、安慈の話、どれも島田さんの脚本でした。
絵コンテだけでなく演出までとなると、ぐっと最近の『金田一少年の事件簿R』での三本となります。こちらもまたミステリであるだけにちょっとした台詞や行動、漫画原作から映像にする際の再構成で注意しなければならないことが多いはずなのですが、脚本でその無理を感じたことがありません。人物の感情や伏線、謎解きといったものに集中できました。
どちらの作品でも製作中にお会いしたことはなかったし、ひょっとしたら打ち上げには来られてたのかもしれないのですが、そしてそういう会の何処かで遠目にお見かけしたことはあったのですが、実際にお話することがありませんでした。ずっと近いような作品に携わっておられるし、どこかでそういう機会もあるだろうと思ってたんですが。全く残念でなりません。
今まで素晴らしい作品、お仕事をありがとうございました。




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2017/12/15 (Fri)
昨日の「デジモンストーリー サイバースルゥース HM」先出しプレイ ニコ生は中野ブロードウェイで渡辺浩弐さんのカフェから中継されたものでしたが、早めについて先に夕食をとブロードウェイをうろついてたら発見。いかにも古い店。洋食にするつもりだったけどこうなれば話は違う。

年季の入ったご主人の揚げる天ぷらはからりとしてて大変美味しゅうございました。


これで790円はお手頃すぎ。それにしても天ぷら屋というより和風居酒屋としての面が大きようで、あとから来るお客さんどなたも結構なお年でまずお酒を頼んでられました。つまみも美味しそうだったなあ。

とまあそれは良かったのですが、それでも時間余ったので近くの喫茶店に行ってみたらなんと先月閉店してたとは。

表の看板の明かりはついてたのになあ。とりあえずこの時はチェーン店に行って、それはそれで知人に会えたりしたので結果良かったとはいえ、そうちょくちょく行く街でもないけど他の店開拓しておかねば。

2017/12/14 (Thu)
割りと急な話ではあったのですが、本日発売のデジモンゲームの宣伝ニコ生の出演要請が来たので行ってきました。

と言ってもそのゲームに直接関わりがあったわけではなく。
なぜ呼ばれたかというと、場所が中野ブロードウェイのK-cafeなるところ。年に1回くらいしか開かないらしい作家の渡辺浩弐さんのお店。前に来たのが今回のゲームと同じ羽生プロデューサーによるPSP版のデジモンアドベンチャーのときで、その頃羽生さんと話したデジモンアドベンチャーにおけるデジモンと幽玄界との関係がこのサイバースルースシリーズのきっかけになったのだとのことで。

ゲームのプレイ画面でそのクオリティに驚きながら、デジモンの設定や裏話についていろいろお話してきました。楽しゅうございました。

放送はニコ生だけでなくYouTubeでアーカイブとして見られるそうなので、興味ある方はどうぞ。

ゲーム中で再現される中野ブロードウェイもすごかったんですが、現実のブロードウェイ内ではゲームの宣伝があちこちに展示されててもう何が現実なのか一瞬迷うところであります。
2017/12/13 (Wed)
おなじみの怪談トークライブ。


とはいえ今回は来期分年間パスポートの抽選などで怪談はほぼ無し。
それ以外の興味深い話はありましたがもちろん書けないので。


これはいいのかな、憑物を落とすというご利益のある賢見神社の掛け軸。
次回は2月。
2017/12/12 (Tue)
いつもの板橋のカフェで開催最中の個展。

大海赫(おおうみ あかし)という童話作家さんをご存知でしょうか。
1931年生まれというのでもう86歳。イラストレーターでもあり、あまり点数は多くないものの出版した絵本はトラウマ童話作家として読者に深く記憶されてるのだとのこと。
その大海さんの個展中2017/12/09午後にかつて1回しか上映してないという動画作品とご本人による紙芝居があるというので行ってきました。

店内は予約のお客様で満員。そのほとんどが以前からのファンの集いで顔なじみの方のようでした。映像と紙芝居は、ああなるほどこれはという、不思議な事も起きるけど人の心によるダークサイドにおちるもの。個展中店内にある絵本も手に取ってみたいとこですがこの日は何しろ人多いので後日改めることに。

ご本人、ある意味天真爛漫な方でした。天才なんだなあ。
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