「錆びた館」
http://kakudou.moto-chika.com
の日替わり日記部分のみの分館
2017/11/11 (Sat)
邦題は『戦狼』で2はつかないですが未公開の前作がありちゃんとした続編のよう。
冒頭から南アフリカ沖での海賊相手に一人で長回し(CG合成もありで)の大アクション。文字通り序の口。なんで元中国特殊部隊員が単身そんなとこにいるかの回想もアクション含み、港についてからは革命反乱軍とのドンパチ逃亡、そこから再度奥地に再潜入突撃脱出カーアクション、工場舞台に籠城撃退感染瀕死復活突入とまあ兎にも角にもいろんなアクションの釣瓶撃ち。クライマックスはガルパンもかくやという戦車戦ですよ。狭い工場敷地内で。
多勢に無勢、何千人高の敵兵にこちらは監督兼主演の呉京だけの一人エクスペンダブルズかというと、一見冴えない工場の警固主任がしぶとい老兵で、ボンボン育ちの生意気なだけの若造工場長がちゃんと成長したりとベタな作りをてらいもなくやっててそういうのは結構好き。
国状で反乱軍といえどもその後のことを考えると中国人は簡単に攻撃できないとか、
最終的に人民解放軍は頼りになるというのはプロパガンダでいやという人もいるでしょうが、米軍が背後についてる映画とやってることそんな変わんないんじゃないかなあ。
ちょっと羨ましかったのはエンディングクレジット終わりの「中国人海外渡航者の皆さん、身に危険を感じたらいつでも中国大使館へ。全力で守ります」みたいな文面。、どこまでホントかはともかく、そう堂々といえるのはいいんじゃないかなと。
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2017/11/10 (Fri)
10月下旬に催された中国映画週間で時間の都合がつくものを何本かみてきてたので数日そのことを。
1本目は陳嘉上ゴードン・チャンプロデュース『ナーガの真珠』
架空の古代中国、かつて栄えてた翼人は人間を滅ぼすため同じくかつて栄えてた魚人族の秘宝鮫珠(これがナーガの真珠)をねらうが妙に絡んできた一匹狼の盗賊が実はその魚人族の生き残りで。
というまあ何でもありの中華ファンタジー。なんでもありだとちょっとだらだらしますわねえ。いろんなアイディア、見せ方が惜しげもなく出てくるのはいいけど。翼人族のボス任達華サイモン・ヤムは特殊メイクで誰だかわからなくてもったいない。同じく翼人族でありながら人間王宮の警護隊員になってる張天愛クリスタル・チャンはこのあと日本でも公開の『空海』にも出てるらしいので楽しみ。盗賊の王大陸ワン・ダールーは『レイルロードタイガー』にも出てたけど台灣『私の少女時代』がよかったんでまた見たいのに、配給権をだめな噂しかない映画館が持っててなんとかならんのかなあと思いますわ。
10月下旬に催された中国映画週間で時間の都合がつくものを何本かみてきてたので数日そのことを。
1本目は陳嘉上ゴードン・チャンプロデュース『ナーガの真珠』
架空の古代中国、かつて栄えてた翼人は人間を滅ぼすため同じくかつて栄えてた魚人族の秘宝鮫珠(これがナーガの真珠)をねらうが妙に絡んできた一匹狼の盗賊が実はその魚人族の生き残りで。
というまあ何でもありの中華ファンタジー。なんでもありだとちょっとだらだらしますわねえ。いろんなアイディア、見せ方が惜しげもなく出てくるのはいいけど。翼人族のボス任達華サイモン・ヤムは特殊メイクで誰だかわからなくてもったいない。同じく翼人族でありながら人間王宮の警護隊員になってる張天愛クリスタル・チャンはこのあと日本でも公開の『空海』にも出てるらしいので楽しみ。盗賊の王大陸ワン・ダールーは『レイルロードタイガー』にも出てたけど台灣『私の少女時代』がよかったんでまた見たいのに、配給権をだめな噂しかない映画館が持っててなんとかならんのかなあと思いますわ。
2017/11/09 (Thu)
都合が合えばときどきスタッフ初号は見に行ってた劇場版プリキュア。今回はTVシリーズのスタッフにも入れてもらったしギャグに定評のある土田監督の長編だしと期待値は高く、出来はちゃんとそれ以上でした。
今季のプリキュアのモチーフの一つ、パティシエというのをいかすパリを舞台のスイーツ作り、6人目の追加戦士でありながら人間でなく妖精というシエルをメインにしたストーリイ、もう一つのモチーフ、各人の動物ウサギ、リス、ライオン、ネコ、イヌがそれぞれカメ、ペンギン、ナマケモノ、パンダ、ザリガニに置換される事自体もおかしいのにそれを活かしたギャグ、と無駄なく構成した作り。さらにシエルの師匠である変人パティシエを演じる本人もスイーツ好きの尾上松也さんの好演もあり、中でも一番の成功の要因は感動のシメにしないウエットさと対極の作り方にあったのではないでしょうか。上映開始週末は一位を取るなど興行成績も相当いいようです。
都合が合えばときどきスタッフ初号は見に行ってた劇場版プリキュア。今回はTVシリーズのスタッフにも入れてもらったしギャグに定評のある土田監督の長編だしと期待値は高く、出来はちゃんとそれ以上でした。
今季のプリキュアのモチーフの一つ、パティシエというのをいかすパリを舞台のスイーツ作り、6人目の追加戦士でありながら人間でなく妖精というシエルをメインにしたストーリイ、もう一つのモチーフ、各人の動物ウサギ、リス、ライオン、ネコ、イヌがそれぞれカメ、ペンギン、ナマケモノ、パンダ、ザリガニに置換される事自体もおかしいのにそれを活かしたギャグ、と無駄なく構成した作り。さらにシエルの師匠である変人パティシエを演じる本人もスイーツ好きの尾上松也さんの好演もあり、中でも一番の成功の要因は感動のシメにしないウエットさと対極の作り方にあったのではないでしょうか。上映開始週末は一位を取るなど興行成績も相当いいようです。
2017/11/08 (Wed)
神保町ブックフェス三日目最終日
おなじみの妖怪推進委員会のワゴンは昼までで撤収してしまって売り子やってた京極夏彦さんもこちらへ登壇。いつもの多田克己、村上健司 に加えスペシャルゲストは水木プロダクションで40年アシスタントをやってた村澤昌夫さん。水木さんと神保町に来た時の話やらアシスタントやめたあともときどき遊びに来ていたつげ嘉春さんの話やら。月末の調布での水木さんの三回忌のイベントにも行かなくちゃです。
ちなみに妖怪推進委員会は今年いっぱいで解散、来年からは水木さんからゆかりの会名で『おばけ友の会』が発足するそうです。
最終日もそれなりに色々食べました。
ロシア料理 ニシンのオープンサンド クリームチーズといい組み合わせ 牛ハラミ串 海鮮チヂミ
エジプトの混ぜ炒めごはんコシャリ 豆やパスタも入って一見スパイシーですが割に優しい味。 暖かいロイヤルミルクティーなど
本も一冊だけ。
ひとことコミュニケーション広東語。1997年というからちょうど返還の時期のもの、とはいえ用例は今でもだいたい有効と思われます。100円なら買うでしょ。前に香港に何回も行ってる頃に買っとけばよかったなあ。また行くこともあるかしらん。
おなじみの妖怪推進委員会のワゴンは昼までで撤収してしまって売り子やってた京極夏彦さんもこちらへ登壇。いつもの多田克己、村上健司 に加えスペシャルゲストは水木プロダクションで40年アシスタントをやってた村澤昌夫さん。水木さんと神保町に来た時の話やらアシスタントやめたあともときどき遊びに来ていたつげ嘉春さんの話やら。月末の調布での水木さんの三回忌のイベントにも行かなくちゃです。
ちなみに妖怪推進委員会は今年いっぱいで解散、来年からは水木さんからゆかりの会名で『おばけ友の会』が発足するそうです。
最終日もそれなりに色々食べました。
ロシア料理 ニシンのオープンサンド クリームチーズといい組み合わせ 牛ハラミ串 海鮮チヂミ
エジプトの混ぜ炒めごはんコシャリ 豆やパスタも入って一見スパイシーですが割に優しい味。 暖かいロイヤルミルクティーなど
本も一冊だけ。
ひとことコミュニケーション広東語。1997年というからちょうど返還の時期のもの、とはいえ用例は今でもだいたい有効と思われます。100円なら買うでしょ。前に香港に何回も行ってる頃に買っとけばよかったなあ。また行くこともあるかしらん。
2017/11/07 (Tue)
3日ある神保町ブックフェス真ん中の日は神保町をちらっと覗いてから新宿三丁目へ。
この場所、名前は聞き慣れないけど移転前のCAFE LIVE WIREでしたわ、前より座先数増えてたな。
その増えた席がほぼ満席、それもそのはず主催の塚本さんはこの手のイベントははじめてでも前世紀末から心霊スポットサイトを運営してるそのスジでは有名な人なのだそうで。ゲストの西浦和也さんとも古い知り合い。だけでなく客席にいわゆる著名怪談師の人が何人も。
会場にはぐるりと幽霊画の掛け軸。
塚本さんは心霊スポット回り尽くしたので近年はこの手のものを収集する方へ行ってるのだとかで、曰く有りげな人形とかも。
その心霊スポット、怪しいモノに絡んだ話はこの手の通常の怪談会とはまた違う趣がありました。
ゲストの西浦和也さんの話も前週より禍々しい系で。次があるときはもうちょっと広いとこでもいいかも。
この場所、名前は聞き慣れないけど移転前のCAFE LIVE WIREでしたわ、前より座先数増えてたな。
その増えた席がほぼ満席、それもそのはず主催の塚本さんはこの手のイベントははじめてでも前世紀末から心霊スポットサイトを運営してるそのスジでは有名な人なのだそうで。ゲストの西浦和也さんとも古い知り合い。だけでなく客席にいわゆる著名怪談師の人が何人も。
会場にはぐるりと幽霊画の掛け軸。
塚本さんは心霊スポット回り尽くしたので近年はこの手のものを収集する方へ行ってるのだとかで、曰く有りげな人形とかも。
その心霊スポット、怪しいモノに絡んだ話はこの手の通常の怪談会とはまた違う趣がありました。
ゲストの西浦和也さんの話も前週より禍々しい系で。次があるときはもうちょっと広いとこでもいいかも。
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