忍者ブログ
「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
[1842] [1841] [1840] [1839] [1838] [1837] [1836] [1835] [1834] [1833] [1832
[PR]
2024/11/21 (Thu)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2022/08/19 (Fri)
どうもいつもの習慣で朝起きられなくて午後イチの権藤俊二さんの講演「アニメーションはどのように水を表現してきたか」から参加。ディズニーが『ピノキオ」『ファンタジア』でリアル手間かかり系ではいくとこまでいったので、東映動画は『シンドバッド』ではディズニー風だったものが『ホルス』『どうぶつ宝島』では日本画風も取り入れてリアルだけど簡潔というほうに。立体アニメでは透明感を取るか流体的な動きを取るか、などでその作品のスタイル自体ともかかわっていろんなやり方があることに。という薄ぼんやりわかってた気になってたものを手際よくまとめてられました。続いて山村浩二さんの講演「アニメーションにおける水」申し訳ないけど途中までにして謝文明『No.7 Cherry Lane』へ。

予備知識なく見始めたらこれがなんともすごい長編で。1960年代香港が舞台。偉丈夫で美男子な大学生が家庭教師をするシングルマザー母子との微妙な関係。背景は手書きで人物はCGなんだけど、造形やルックはそんなこと感じさせない。ただ、通常のアニメに比べてかなりゆっくりな動きで、これは手書きじゃあ無理だわなあ。


後で調べるとアニメーション監督は謝文明だけど映画としての監督は『美少年の恋』などの楊凡で、今作『繼園臺七號』も『チェリー・レイン7番地』として2019年の東京国際映画祭では上映されてた模様。そういうこともあって声の出演がやたら豪華。シルヴィア・チャン、ヴィッキー・チャオ、アレックス・ラムの主役三人に呉彦祖ダニエル・ウーや陳果スティーブン・フォン、どういうわけか陳果フルーツ・チャンまでちょい役で出てたりして。これ見れただけでも広島来たかいがあったかも。
コンペは昨日に続きなかなかえぐい内容のが混じってますが長編は結構爽やかでよかったかな。


PR



1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
Designed by TKTK
PHOTO by mizutama



忍者ブログ [PR]