「錆びた館」
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の日替わり日記部分のみの分館
2019/09/06 (Fri)
昨日の記事『星に願いを』と見た日にちは前後するけど、今年も開催のピンク映画の特集上映でこれだけ見に行ったのは『発狂する唇』などの佐々木監督の一本。
奇しくも佐々木姓の監督作品を立て続けに見ました。
若い方の佐々木勝己監督のは一見暴走したかのようなノリがその内容とあって独特のテンポとなってましたが、こちらはちょっと大人なノリ。かな。
女優目指してたらしい笑わない女が枕営業を繰り返すも事務所が別の若い子を売るためで。
という本筋はありつつ、唐突な語り口、モノクロ写真の挿入、とブニュエルやらゴダールやらあたりからの引用らしいものがやりたい放題。
かつて8ミリで撮られた自主映画、という画面も出てきて、どさくさに紛れて見ただけで呪われる映画とか見ただけで死ぬ映画とかの言葉も飛び出す。これはまるで『フリッカー、あるいは映画の魔』みたいなことになるのか、今で言うなら『虐殺器官』の映画版か(『指の冬』とかモンティ・パイソンでもいいけど)と固唾をのんで見てると、意外にちゃんと着地していくとこが意地が悪いのか確信犯というか。
それにしても石井てるよし監督『VIRAL DEAD 』小中千昭脚本・小中和哉監督『VAMP』佐々木勝己監督『星に願いを』と今作と、いずれも低予算でありながらホラーあるいはピンクと言う枠を、あるいは固定概念を軽々と壊していくものばかり立て続けに見まして。石井、小中兄弟、今作の方はほぼ同年代、対する若い監督の『星に願いを』と見ることもできるけどどれも目指すところは同じ方向な気もしました。がんばんなきゃー。
あーところでこのフェスでもう一本ホラーっぽい事故物件住みますピンクという『アノコノシタタリ』も見てみればよかったなあ。ホラー秘宝まつりで見逃した『シオリノインム』と二本立てどっかでやってくれないかなあ。
奇しくも佐々木姓の監督作品を立て続けに見ました。
若い方の佐々木勝己監督のは一見暴走したかのようなノリがその内容とあって独特のテンポとなってましたが、こちらはちょっと大人なノリ。かな。
女優目指してたらしい笑わない女が枕営業を繰り返すも事務所が別の若い子を売るためで。
という本筋はありつつ、唐突な語り口、モノクロ写真の挿入、とブニュエルやらゴダールやらあたりからの引用らしいものがやりたい放題。
かつて8ミリで撮られた自主映画、という画面も出てきて、どさくさに紛れて見ただけで呪われる映画とか見ただけで死ぬ映画とかの言葉も飛び出す。これはまるで『フリッカー、あるいは映画の魔』みたいなことになるのか、今で言うなら『虐殺器官』の映画版か(『指の冬』とかモンティ・パイソンでもいいけど)と固唾をのんで見てると、意外にちゃんと着地していくとこが意地が悪いのか確信犯というか。
それにしても石井てるよし監督『VIRAL DEAD 』小中千昭脚本・小中和哉監督『VAMP』佐々木勝己監督『星に願いを』と今作と、いずれも低予算でありながらホラーあるいはピンクと言う枠を、あるいは固定概念を軽々と壊していくものばかり立て続けに見まして。石井、小中兄弟、今作の方はほぼ同年代、対する若い監督の『星に願いを』と見ることもできるけどどれも目指すところは同じ方向な気もしました。がんばんなきゃー。
あーところでこのフェスでもう一本ホラーっぽい事故物件住みますピンクという『アノコノシタタリ』も見てみればよかったなあ。ホラー秘宝まつりで見逃した『シオリノインム』と二本立てどっかでやってくれないかなあ。
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