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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/11/22 (Fri)
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2021/06/19 (Sat)
ウェブ上の漫画は途中まで読んでて、その面白さはわかっているつもりだったもののあれが劇場長編アニメ化かあと僅かな不安は予告で十分払拭され、公開はいつからになるのかなどの様子見つつやっと見てみたらこれがもう一部の隙もない傑作。

ものが映画製作に関することだからその映像技術の使い所をちょっと間違えると大変なのに、アニメのいいところを活かしつつカメラワークの使い方など実に巧み。お話としてこれは映画作りがわかってる人達が作ったと思えるのが、撮影がクライマックスではないところ。何をどうするのかをセリフで説明でなく正しいタイミングで画で見せていくところとかの構成も上手いなあ。更に最後のセリフがとどめですね。

さてさらにびっくりしたのがその最後のセリフを言う新人監督ジーン役が専業声優さんでない若手俳優さんなこと。タイトルにもある若くても超敏腕プロデューサーのポンポさんはプリキュアやダイの大冒険でご一緒してる小原好美さん、人気女優ミスティア役加隈亜衣さんもプリキュアで、大物俳優マーティン・ブラドッグ役の大塚明夫さんもいくつかの作品でご一緒してるだけにその中心にいるジーン役の清水尋也さんの上手さには驚愕したのですがもうひとり、新人女優ナタリー役が大谷凜香さん。『犬神村』『樹海村』のアッキーナではないですか。リアルっぽい人っと漫画ぽい人が同居する作品内でこういう配分もうまいなあ。

と、ただの観客のような感想ではありましたが、『映像研に手を出すな』につづいてアニメに限らず映像作りに関わる人達にはなかなか刺さるところの多い映画ですよ。何しろジーンがポンポさんのアシスタントに採用されたのが「目に生気がなかったから」で、リア充じゃないから映画作りにすべてを掛けられるんだというところとか。

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