忍者ブログ
「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
[1203] [1202] [1201] [1200] [1199] [1198] [1197] [1196] [1195] [1194] [1193
[PR]
2024/11/22 (Fri)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2020/11/19 (Thu)
シネマート新宿の「のむコレ」内で上映、だいたい一日一回。ちょっとややこしいのですが、たしか『ホワイト・ストーム』というのは『掃毒』1作めの英語タイトル。そのときの邦題は『レクイエム 最後の銃弾』で今作との共通点は麻薬密売という以外ほぼなし。古天樂ルイス・クーのみどちらにも出てて、前作は麻薬捜査の警察官、今作では密売人から香港麻薬四天王の一人になるところ。

前作の監督は今年夏亡くなった熱い映画の名匠陳木勝ベニー・チャン。今作はホラーでもグロでもコメディでもアクションでも何でも撮り、どれもハイレベルという邱禮濤ハーマン・ヤウ。最近では今作の主人公の一人劉徳華アンディ・ラウと組んだ『ショック・ウエイブ』が大傑作だったすね。主演はもうひとり、刑事役の苗僑偉ミウ・キウワイ。ベテランだけどあまり覚えがない人。でも流石ちゃんとかっこいいですよ。
話としては麻薬王がいて、警察がいて、で済みそうなものなのにどこに劉徳華が絡むかと言うと、かつてまるでクズな黒社会の一員だったのに組を円満に辞めてから株の勉強をし、金融王になった男。それがあることで麻薬撲滅にのりだすという。いろんな劇的展開を経て三つ巴のクライマックス。とはいえカーアクションと銃撃戦かあくらいに見てたらとんでもないことになりますよ。そもそもこの監督さん、観客に先を読ませてなおかつそれを上回る展開がいつもうまい。
エンディングは劉徳華と古天樂のデュエット。ちょっとした場面に李璨琛サム・リーや林家棟ラム・カートンも出てていうことなしですね。
PR



1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
Designed by TKTK
PHOTO by mizutama



忍者ブログ [PR]