「錆びた館」
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の日替わり日記部分のみの分館
2017/08/26 (Sat)
英国から中国へ返還されて20年。じわじわと本土に飲み込まれつつある二年前、自立を求めて若い人の大きな運動が起きたときに制作された映画。10年後どうなるのかという近未来。5つのオムニバスで、どれも大きな波は止められない、だけど、と一抹の希望は残す。
映画としてだけ見ても五本どれも傾向が違うのに先行きの予想をさせずあるいはうまくひっくり返されストーリー自体が良く出来てて若い有名でない人たちばかりのはずなのに撮影にも編集にもゆるいところがなく、気持ちや問題意識さえあれば拙くてもいいんだというような情緒的なだるい映画とは違います。それだけに本気で憂えてるのもわかる。
たまたま見たのが8月15日で日本の現在未来についていろいろニュースも流れる日。この映画が香港で公開された2年前はまだ日本のほうが明るい希望があるような気がしてたのが、いまや惨状を呈すどころかどこに持ち直す要素があるのかわからないくらい。それにもまして、この時の香港の若者ほど日本を憂えてる若者はこの国にいるのだろうかと、いや若者あてにしてないでお前らもなんとか考えろよというのは言われるのは百も承知ですが。
英国から中国へ返還されて20年。じわじわと本土に飲み込まれつつある二年前、自立を求めて若い人の大きな運動が起きたときに制作された映画。10年後どうなるのかという近未来。5つのオムニバスで、どれも大きな波は止められない、だけど、と一抹の希望は残す。
映画としてだけ見ても五本どれも傾向が違うのに先行きの予想をさせずあるいはうまくひっくり返されストーリー自体が良く出来てて若い有名でない人たちばかりのはずなのに撮影にも編集にもゆるいところがなく、気持ちや問題意識さえあれば拙くてもいいんだというような情緒的なだるい映画とは違います。それだけに本気で憂えてるのもわかる。
たまたま見たのが8月15日で日本の現在未来についていろいろニュースも流れる日。この映画が香港で公開された2年前はまだ日本のほうが明るい希望があるような気がしてたのが、いまや惨状を呈すどころかどこに持ち直す要素があるのかわからないくらい。それにもまして、この時の香港の若者ほど日本を憂えてる若者はこの国にいるのだろうかと、いや若者あてにしてないでお前らもなんとか考えろよというのは言われるのは百も承知ですが。
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