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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/11/21 (Thu)
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2022/10/31 (Mon)

七人の監督、洪金寶サモ・ハン  許鞍華アン・ホイ 譚家明パトリック・タム 袁和平ユエン・ウーピン 杜琪峯ジョニー・トー 林嶺東リンゴ・ラム  徐克 ツイ・ハークによる直接の関連性のない50年代から現代までそれぞれの時代を舞台にした短編オムニバス。

洪金寶自身の子供時代を語る「練功 稽古」
許鞍華の映画に出る呉鎮宇(フランシス)ン・ジャンユーはどうしてこんないい人なんだろう「校長 校長先生」
恋愛映画に興味ないものであまりピンとこなかったけど悪くないんじゃないかな「別夜 別れの夜」
おじいちゃんと孫娘の話「回歸 回帰」おじいちゃんが死んだりしない所が良い。
杜 琪峰は金融とか出資以外のを見たいなあと思いつつも大人の寓話としてうまく仕上げちゃう「遍地黃金 ぼろ儲け」茶餐廳の変遷もうまく取り込んでるし。
失われつつ有る香港への挽歌や鎮魂曲のようでも有る上に監督の遺作ともなってしまった「迷路 道に迷う」
特になにかした人ではない普通の人々を描いてそれぞれの時代の再現が素晴らしくてノスタルジイとユーモアとペーソスがいい塩梅。なんて思ってたら最後の「深度對話 深い会話」で徐克がぜ〜〜んぶふっとばすような笑いを仕掛けてくるところがいかにも香港。年取ったからって枯れないぜてとこがすごい。

そのなかにも名前が出てくる呉宇森ジョン・ウー、ほんとは参加予定だったのが体調不良で参加ならずとなったそうで、それはそれで見たかったなあ。


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