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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/11/27 (Wed)
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2020/02/09 (Sun)
邦画でもインディーズあまり見ないのは日常性からはみ出す部分が少なそうなものにあまり興味がないからなんですが、これはなにか違いそうとの評判で、みるとたしかに! 

「劇団6番シード」という人気な小劇団がPVとして架空映画予告編作ったところ好評で、4分割した映画を半年ごとに上映してその収益で作り続けて2年かけて完成した長編という成り行きもさることながら、テロ、謀略、銃撃、爆発、狙撃、などなど活劇のオンパレード、ロケ場所も多彩でスケール大きく最後は海外ロケまで。世界を救う鍵は少女の歌という中二ポイントなのはいかにも小劇団発なかんじもするけどエンタメに全フリしてるのは清々しくていいですねえ。

総登場者数が500とかで、メインの台詞ある人物だけでもかなりの数、もとの劇団だけでなくいろんな小劇団の有名な人達が出てるようで、そう言うの好きな人達にはまた一層楽しめたのでは。
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2020/02/08 (Sat)
いつもの板橋のカフェ百日紅での朗読劇でも楽しませていただいた紅日毬子さん主演の舞台。

ある晩帰宅途中、道端に一抱え以上もある巨大な赤いものが見えて、なにかと思えば赤いバラに歯が生えてるようなもの。こんなものが存在するのは、あの劇団のために違いない。よく見ればすぐそばに停められてるのはおそらく搬入用の軽トラックで、その前で一服してるのはたしかにあの劇団の人。後で聞くと、そこがまさに劇団の事務所とのこと、まさか自分の通り道にあったとは。
その巨大花がどう使われるのかも楽しみで行きました。

その花は冒頭から登場してきました。
エログロナンセンスアンダーグラウンドキッチュ歌に踊りにお芝居にとごちゃまぜにしたのが持ち味のこの劇団でアリスが題材なのですからそれは楽しくないはずがない。それぞれの場面、人物が魅力的すぎて全体の本筋が何なのかわからなくなって気もしましたがどうということはないですねえ。



『ファントム・オブ・パラダイス』のビーフの歌を思わせる楽曲があったり、『遊星からの物体X』さながらの血液検査場面があったりも楽しい。
ところで紅日毬子さんの役はアリスではなく、アリス・リデルにも似たレイシーなのですが、どうもいつもより怖い気がすると思ったら、『顔のない眼』にも似てた気もします。

また次の公演も楽しみ。
2020/02/07 (Fri)
この監督と、主演ソン・ガンホの組み合わせでは『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』を見てて、どちらも好き。なぜか『スノーピアサー』はあまり見に行く気になれなかったのだけど、今作はどうかな、と。

見てみたものの、感想としては、う〜〜む。あまり好みでなかったなあ。『ゲットアウト』のジョーダン・ピール監督の『アス』がイマイチ趣味に合わなかったのと同じ感じが。
社会派的な映画が嫌いというわけでもないつもりなので、メタファーにするやり方が合わないのかなあ。演出はうまいし、役者さんもみんな達者なのにね。『グエムル』と似た構造があるのはわざとなんだろなあ。
ところでポン・ジュノは漢字では奉俊昊、ソン・ガンホは宋康昊なのですね。

2020/02/06 (Thu)
いつもは関西で例会が行われてる学会の年に一回の東京定例研究会。

今年は
○「『人を神に祀る風習』再考—東アジアの視点から—」井上智勝氏(埼玉大学教授)
○「日文研新所蔵妖怪絵巻をめぐって」ー木場貴俊氏(国際日本文化研究センター研究員)

という、二題の報告でした。
ややずれた時間に新宿では東雅夫さんの怪奇小説アンソロジーのトークイベントが行われてて、なんでもうよりによってこういうのが重なるかなあと悩んだ挙げ句うちから近くて安い方にしたのだけれど面白かったですよ。



2020/02/05 (Wed)
先月26日までだった展示。
特撮のDNA展て、確か前に明石で見たからいいよなあ、と思ってたら、かなり違う展示なんだと気がついたのはもう終わり間際。あわてて見に行きました。その後にも蒲田でやってたし。
どちらもポスターはゴジラだったし。今回は平成ガメラがメインで、大映特撮特集とか。



もうほんとに平成ガメラの着ぐるみやらパペットやらミニチュアやら大好きなギャオス、やっと全体像がわかるレギオン、イリスや小さき勇者たちまでもありましたが、大映特撮としては大魔神も。
特撮用立体物だけでなく昭和版からの公開時のロビーカードや関連商品類も充実の展示。

そこへきて自分が生まれて初めて劇場で見たみた実写映画が『ガメラ対バルゴン』だったことを思い出しました。(アニメはその前に『ガリバーの宇宙旅行』)

特撮の再現ジオラマや、特撮を体験できるエリアも楽しかったなあ。
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