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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/11/28 (Thu)
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2019/07/13 (Sat)


約10年前の『ゲゲゲの鬼太郎』第5期で「ゆうれい電車」「牛鬼」「鬼髪」などで担当させてもらった脚本家・長谷川圭一さんが今期も二年目から参加されてて、久々に組みました。作画は今期では「ずんべら」「くびれ鬼」「ラ・セーヌ」で組んだ小泉昇さん。それに演出角銅、の組み合わせは今期ではこれ一回かも。長谷川さんは水木原作に独自のモチーフを入れてくるので、今回はあれとこれかなあ、などと想像しながら演出し、初号試写後に答え合わせしました。日曜朝にふさわしいものになってますよ。どうなることか、お楽しみに。
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2019/07/12 (Fri)

どういうきっかけでやることになったのかわかりませんが、ゲストで出ることはあってもメインでこの二人が新宿ロフトプラスワンでイベントするのは初めて。珍しさもありほぼ満席。妖怪関係者の人達には久しぶりの場所だったようで。
何故か車だん吉から始まりその芸名の由来から妖怪話しにもつれ込んでいくという離れ業。よもやまさかそのまま車だん吉で数時間話すのかと思われましたがそんなことはなく。タンク・タンクローとか冒険ダン吉とかどれくらいの人がついてきたのかしら。

後半は『怪と幽』編集長まで登壇して、あれ?『妖怪補遺々々』は学研では。
しかし『怪と幽』次号はムー特集だから問題ないのか。
懐かしの同人誌『キの神探訪(だっけ?)』誌上の編集長漫画とかの紹介とかも。
人の子供の尻を吸うんだそうですよ。もう妖怪ですね。そんな妖怪はないとの声もありましたが、昔永井豪の漫画で『吸ケツ鬼』というネタあったの思い出しましたよ。
ともかくも肩のこらない楽しい時間でありました。
2019/07/11 (Thu)
どっかで行かなきゃなあと思ってた展示、不意にぽっかりあいた時間あったので、神保町からてくてくと竹橋へ。

完成映像はもとよりセル、背景などはレベルの差はあれ見慣れてるものなので興味は絵コンテやその前後のもの。ハイジなどは現代のアニメよりちょっと尺がゆったり目にとってあるなあとか、あ、いや当時でも他のアニメはもっと早めだったかな?

ホルスの感情の起伏などをグラフにしたものや一見香盤表に見えるけど緊張感までもが表にされたものが出色。自分でもちょっと長めのものを手がけるときに盛り上がり方のグラフを作ってみたりしたことあったけどこんな緻密じゃなかったなあ。比べるのもおこがましいですね、えへへ。

監督作がメインの展示なのでしょうがないですが、『わんぱく王子の大蛇退治』での助監督、アニメでは実写の特撮監督のようなことも兼ねてて、特殊な画面を設計したこととかもう少し詳しく触れてほしかった気も。撮影のことを知り尽くしてるからできることがホルスでの大胆な透過光の採用や迷いの森の特殊な撮影につながってるはず。

色んな作品を通してみたときに前にも思った、「空を飛ぶ夢」場面が必ずといっていいほど最初期のものから晩年の『かぐや姫』あるいはプロデュースのみの『レッドタートル』まで出てくることの意味とか、どなたか検証、考察されてるのではないかと、ご存知の方は教えていただきたいです。

その後、妖怪系のイベントに行く予定だったこともあり、ちょっと気になったのは『ぽんぽこ』は妖怪好きの中ではどういう評価だったんだろうとか。イベント会場で聞いときゃよかったかな。(会場では忘れてた)


撮影可だったのはハイジのジオラマと小屋の中実物大セット。
 
国立近代美術館の喫煙所は屋外と言っても頭上に構造物もあり、奥には石壁、ちょっと絵になるところでした。



2019/07/10 (Wed)
先日『アラーニェの虫籠』Blue-ray発売記念トークイベント行ったあと、流石に小腹ヘッタのでなにか食べようとうろうろ。末広町の方まで来ると、こんな店が。

涼皮リャンピーという麺類は前に上野アメ横でも食べたことあったんですが、店名でもあるモーガは初めて。中国西安省のロージャーモー肉挟馍なるもののようです。

中華なガワに入ったひき肉のバーガー。かなり中華スパイスが効いてて、大変好み。
涼皮とのセットもあります。ちゃんと腹減った時にはいいかな。
ドリンクを普通のバーガーのつもりでコーラにしたんですが、最近の流行りにこの店も乗ったらしいタピオカ系のでも良かったかと。
2019/07/09 (Tue)

以前から海外より作家を招いての上映、レクチャーを続けていた藝大大学院映像研究科。なかなか異タイミング合わず行けなかったのですが、今回やっと。
クィアって、耳慣れない単語ですねえ。もとは『奇妙な』『風変わりな』という意味からセクシャルマイノリティへの侮蔑語となったのに、逆に肯定的意味合いで広めてきたんだそうな。
90人の席は満杯。

自分で作品にすることはないし、そう言うもののほうが娯楽だけのものより価値があるとももわないのだけれど、プロパガンダにアニメーションは大変有効であることを再認させられます。ある種の抽象化で個別の問題にとどまらず普遍的な広がりをもたせられる。実際にセクシャルマイノリティの人たちのインタビューをもとにアニメーション映像をかぶせていくという作業だけででもですよ。
ミニレクチャーでの松下千雅子名古屋大学教授のお話も興味深いもの。一見そうは見えない作品からもクィアのメッセージを読み解くクィア・リーディングという手法もあるそうなんですが、作者が意図したかあるいは作者本人がセクシャルマイノリティだったかどうかではなく、作品そのものだけから読み解くという手法もあるというところ、クィアに限らずですよね。
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