書の類はよくわからないんですが、仏具宝具から画、曼荼羅、更に大きな像による立体曼荼羅の展示はもう圧倒的。
帝釈天騎象像だけ撮影可。
凛として格好いい。
好きな人はこの立体の間だけで一日いれるんじゃないかなあ。
お土産にマグネット三種とミントタブレット、さらに写経用のかなーり細い字のかける筆買いました。墨内蔵なので実質筆ペン。普通のより高いけどこの書き味なら全然。
入場者40万人突破したということで海洋堂フィギュアのプレゼントもやってるではないですか。
『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』で一年仕事ご一緒した森永理科さんが月蝕歌劇団の人というのは当時から知ってたんですが、なかなか行く機会がなく。そのままかなりの年月が。
近年行くようになった劇団廻天百眼、そこの紅日毬子さんが客演されることもあるというのも知ってたのでどこかで行かねばと思っていたところにこの公演。紅日さんはダブルキャストらしいし、森永さんは演出助手ということなので出演はないのかなあと思ってたら最終日は二人の共演というのでこの期を逃しては!と行ってきました。新宿二丁目ど真ん中の地下にこんな劇場があったんですね。
幕開きから紅日さんの出番。本筋の主人公と出会い、舞台は学園へ。そこからもう怒涛な展開。学園の女子生徒たちが少女漫画家から名前取られてたり、剣やマシンガンで戦ったり。このお芝居のタイトルには覚えがあったのですが、後で調べたらもとは80年代と古いのですね。なんとOVAにもなったこともある。ある種の中二病的世界の魁のようでもあるし、もう古典では。もちろん歌もあり、この世界の中でも宝塚というのが憧れとしてあるのが不思議なかんじも。
少女たちが武器を手に戦うという要素自体は現在もアニメはじめいろんなとこで見ますが、そこに革命が、あるいは神殺しが絡むのは今の造り手には殆ど見られないものなのでは。ちゃんと全部把握してるわけではないけど、山田正紀、押井守くらいで元の作者高取英さんと同年代の人たちに共通するものなのかなあ。
話がずんずん進んでいくけど森永さんはどこで?と思ったらもうラスボス。時空飛んで天草四郎。特に凄んだり妖しくするでなくむしろ可愛いくらいの声ででてきて、しかしながら怖く格好いいというとんでもない役。紅日さんとすごくつながる役だったのは個人的に嬉しいポイント。
もちろん主演の少女たちはどの場面でも頑張ってるし、マッチ、炎、懐中電灯をつかった特殊照明も楽しい。森永さんや紅日さんの出演あってもなくても次回からの公演も行くようにしなければ。
個展開催中であります。場所はアニドウ、なみきたかしさんがときどき森やすじさん原画展などをやる古本屋。
知らない人のために引用。
【片山雅博(かたやま まさひろ) 】
1955年2月7日東京・板橋区常盤台に生まれる。幼年時代にデイズニーとTVでアニメーションを知り、多大な影響を受ける。続く少年時代に手塚治虫作品に出会ったことで、漫画・アニメーションの分野を志した。成人となってからは新聞・雑誌に漫画・イラストレーションを発表する傍ら、1978年から1990年まで(社)日本漫画家協会に勤務。事務局(後に事務局長、参与)として「日本漫画家協会賞授賞式」「マンガ博覧会」「手塚治虫展」(東京国立近代美術館)等々のイベントをプロデュースする。
アニメーション界にあっては、1979年から制作集団「グループえびせん」に参加、リーダー・シップを発揮しながら数々の短編アニメーションを制作する。また日本アニメーション協会の事務局長として業界の発展に寄与した。
“広島国際アニメーションフェスティバル”のディレクターを務め、アニドウの活動にも数多く参加するなど多彩な活躍をしたのちに多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授となり、後進の育成に努め、加藤久仁生など多数の作家を輩出した。2011年2月12日、肺炎のため逝去。享年56。
アニメーション主要作:「フィルムは生きている-手塚治虫フィルモグラフィー 1962-1989」「連句アニメーション 冬の日」(文化庁メディア芸術祭アニメ部門大賞。第58回毎日映画コンクール大藤信郎賞)など。
イラストレーション:「ビートたけしの幸か不幸か」(ニッポン放送出版)「オジサンの玉手箱」(南正時著/桜桃書房)「なみきたかし編/杉本五郎著/映画をあつめて」(平凡社)「星を喰った男 名脇役・潮健児が語る昭和映画史」(唐沢俊一編著/バンダイ)等多数。2017年には待望の遺作集「片山雅博世界名迷作大画集〜アニメーテッド・ピープル」(アニドウ)が刊行された。
画業知らない人でも是非ひと目御覧ください。6月3日まで
昨日の記事の演劇イベントの頃にはこちらでもなみきたかし、唐沢俊一によるトークイベントが行われたたのですが、時間がどっかぶりで行けず。
あ!この展示見に行ったのに、肝心の画集買ってないや!また行かなきゃ。でも本日火曜は定休日。
前に代田橋の個展に行ったの、何年前だったかなあ。
今回もお面やら半立体やらの壁の展示から、メインは食卓に並ぶ怪しいモノたち。
そして取り囲む垂れ下がるくらい柔らかいなにか。
前に来たときはかなり白い空間だったのが今回は暗く一部の照明がとても効果的でした。
24,25の二日間は舞台上演イベントもあるのでそちらにも。
特別公演 山下昇平とゆかいな仲間達 舞台「エヒモセス」 監修・美術 山下昇平 作・黒木あるじ 演出・羽立喬介 照明・野村明日香 舞踏・湯山大一郎 出演・羽立喬介 杵屋浅吉 柳橋ゑさ江
上演前に次々と集まる妖怪怪談関係者と客席が濃い。暗闇にケチャが響き生演奏の三味線に変わって怪しいものがうごめいたところで人間らしい人が入場、暗い食卓の椅子に人形らしきものを二体取り付けてからセリフが始まり。
この人は、その人形は、実在する三人なのか一人が演じてるのか。うごめいてくる黒いものは何なのか。そしてここはどこなのか。いろんな物が混在、どうにでも解釈できるこれがまさに演劇ならでは。アフタートークも楽しめた上に上演台本の縮刷版小冊子もいただきました。
次はここのお店の着物を見に行こうかな。
テストの間にゲストさんの間でお母さんの言うことは聞きなさいよ、はい、と会話されてて、ああそういえばその間にいる今回のメインゲスト飛田さんもだよーんだったなあ、などと。また次の担当回をお楽しみに。
ところで土曜昼にはこういうイベントに。
このブログでデジモン扱うこともかなり少なくなるはずがまだちょこちょことあるのでして。
デジモン以外にもたくさんの高品質フィギュアを制作されてるメガハウスさんの展示がメインですが、会場入口前の特設ステージでもトークイベント。話しされるのがデジモン大好きアナウンサー松澤千晶さんとデジモンデザイナー渡辺けんじさんとなれば行かないわけにはいきません。
新商品紹介、ファンからのメール紹介などに開発担当者さんの登壇も。企画制作スタッフがいかにそのキャラクターを好きでいるか、それは製品化されたものからでもよく分かるのですが、その気持がよく伝わるいいイベントでした。
松澤さんと渡辺さんがそれぞれ好きなG.E.M製品を挙げてたので、被りますが自分も書いておくと、『ウィザーモン』『レディーデビモン』レギュラー主人公側でもないのに商品化されるとは思わなかった感謝も含めて。惜しいのが『レオモンと樹理』出来は素晴らしいのですが、アドベンチャーでなくテイマーズで商品化というのがちと悔しいので。
製品展示の方も見てきました。
どれもいいですよねえ。
フィギュアではないけどマルチケースが意外に大きくてびっくり。結構実用できそう。
デジモンではないけれど、ぬ~べ~もかっこよかったな。
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