「錆びた館」
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の日替わり日記部分のみの分館
2022/03/14 (Mon)
TAAFではだいたい毎回そうなんだけど、長編コンペはパスして短編プログラムのみ見てきました。
会場のもとシネマサンシャイン、こんなふうになっております。
結構面白い場所なのかも。
以下好きだった作品
短編スロット1
『死神とワイン職人』18分と短編としては長め、映像は濃い目、それ以上に話が濃くて普通に昔話、おとぎ話みたいなのかと思ったら『パヒューム ある人殺しの物語』を思い出すようなことに。
『新・三岔口』京劇の題目をリファインしたもの。造形も動きも京劇の取り入れ方がうまい。
『ゴールデンアワー』ほんとに『映画大好きポンポさん』みたい。キャラや動きが日本で受け入れられやすい感じ。
『トリオ「ザ・独唱者たち」』三人の婆さんが主人公で『ベルヴィルランデブー』みたい、とおもったらあれよあれよと。一応ちゃんと女性を抑圧する社会問題を扱っておるのですが。
スロット2
『乾いた海』何か比喩かと思ったらほんとに乾いた海を舞台にして。話はよくわからないままだったけど砂嵐とかすごいんですよ。
『気まぐれな雪』これも話がいまいちわかんなかったけど極寒地方の映像がいい。
『砂漠の方舟』これは比喩的な船。画面分割を巧みに使った映像が嫌味なく人生の意味を語るのにとてもいい塩梅。
スロット3
『蠢く羽音』なんかの比喩かもしれないけどストレートにホラーとしてなかなかな。
『夜の番人』アダルトな感じですが画面の雰囲気がかなり好き。オチが違ってればもっと良かったかな。
『予期せぬ出来事』精神的ななにかの比喩としての幻影が、『ベルセルク』の触みたいでしたよ。
『ルイーズ』これ何かのきっかけでオンラインで前に見たんだったなあ。ドガの絵みたいな踊り子さんたちの舞台裏。これもまあ女性問題提起なんだけど、映像と演出が見事。
この手のコンペ、に限らず海外短編といえば戦争に関するものがかなりの割合だったのが、今回のここでは(少なくとも正面から扱ったのは)『語らない思い出』だけで、普段ならうむ〜〜と思いながらも見ていくだけなものが、今この時期に見ると違った生々しさを感じられるものですね。
会場のもとシネマサンシャイン、こんなふうになっております。
結構面白い場所なのかも。
以下好きだった作品
短編スロット1
『死神とワイン職人』18分と短編としては長め、映像は濃い目、それ以上に話が濃くて普通に昔話、おとぎ話みたいなのかと思ったら『パヒューム ある人殺しの物語』を思い出すようなことに。
『新・三岔口』京劇の題目をリファインしたもの。造形も動きも京劇の取り入れ方がうまい。
『ゴールデンアワー』ほんとに『映画大好きポンポさん』みたい。キャラや動きが日本で受け入れられやすい感じ。
『トリオ「ザ・独唱者たち」』三人の婆さんが主人公で『ベルヴィルランデブー』みたい、とおもったらあれよあれよと。一応ちゃんと女性を抑圧する社会問題を扱っておるのですが。
スロット2
『乾いた海』何か比喩かと思ったらほんとに乾いた海を舞台にして。話はよくわからないままだったけど砂嵐とかすごいんですよ。
『気まぐれな雪』これも話がいまいちわかんなかったけど極寒地方の映像がいい。
『砂漠の方舟』これは比喩的な船。画面分割を巧みに使った映像が嫌味なく人生の意味を語るのにとてもいい塩梅。
スロット3
『蠢く羽音』なんかの比喩かもしれないけどストレートにホラーとしてなかなかな。
『夜の番人』アダルトな感じですが画面の雰囲気がかなり好き。オチが違ってればもっと良かったかな。
『予期せぬ出来事』精神的ななにかの比喩としての幻影が、『ベルセルク』の触みたいでしたよ。
『ルイーズ』これ何かのきっかけでオンラインで前に見たんだったなあ。ドガの絵みたいな踊り子さんたちの舞台裏。これもまあ女性問題提起なんだけど、映像と演出が見事。
この手のコンペ、に限らず海外短編といえば戦争に関するものがかなりの割合だったのが、今回のここでは(少なくとも正面から扱ったのは)『語らない思い出』だけで、普段ならうむ〜〜と思いながらも見ていくだけなものが、今この時期に見ると違った生々しさを感じられるものですね。
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