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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/12/04 (Wed)
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2023/03/13 (Mon)
TAAF、上映と展示だけでなくトークもありまして、配信で見られるらしいけど生でも見られるので行った会場がこれが初めてのオトメイトビル。

椅子が10席あるくらいの狭いところでしたが製作者本人に言葉を聞けるいい機会だったんじゃないかなあ。見たのは長編の監督さんのお話で、時間の都合でその作品見られなかったのは申し訳なかったですが。


上映三日目は長編『犬とイタリア人、お断り』のみ。第一次大戦と第二次大戦の間にイタリアからフランスへ移民した一家の話を孫がアニメ化。その監督ももうかなり年ではありますが。
その前に見た『ティティナ』もイタリアのファシストとの関わりが出てたし、デルトロのピノキオでも大きな問題となってたのを思い出し、自国の歴史の負の面をちゃんと見て伝えていこうという動きが強いなあと。『はだしのゲン』をなくそうというようなとこととはえらい違いですよね。
本日はコンペの結果が出て上映となるはずで、どれが選ばれるか楽しみ。

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2023/03/12 (Sun)
TAAFは上映だけでなく功労部門の顕彰者展示もあります。近くで撮影はできないので外から。

ジブリの原徹さんが生まれこそ東京なものの1歳から高校までは北九州市八幡の大先輩だったこと初めて知りました。一度お話聞いてみたかったなあ。

二日目は短編プログラム2つと長編を一つ見まして。

短編もいいのがあったけど、南極点到達後北極点を目指したアムンセンとイタリアの飛行船技師ノビレを、北極点まで同行したノビレの愛犬の視点から描いた『ティティナ』が秀逸。『ロング・ウェイ・ノース』といい『神々の山嶺』といい極寒地を舞台のアニメにいいのが続いてますねえ。今回は実話ベースとはいえちゃんとアニメらしい場面もあり、でもまあ実話が強くてそれを両立させる簡潔な絵のスタイルも成功。話もだいたい過描写にならずに進むし。アムンセンとノビレの最後の会話もそれあってこそ。
三日目は長編をもう一つ見て見る予定。


2023/03/11 (Sat)
昨日から始まってますTAAF。

初日はとりあえず短編スロット3だけ見ました。

このちゃんとしたパンフが無料なのがいつもいいところ。

あまり話す時間はなかったけど作者側の人が登壇できたのもいいな。
今回は長編も見てみようかと。

2022/08/22 (Mon)
ひろしまアニメーションシーズン2022最終日も午後からの謝文明さんのトーク(といっても本人はコロナで来日できなくなったのでリモート動画)先日の『繼園臺七號 チェリー・レイン7番地』のことだけでなく、もともとは切り紙アニメ作ってて川本喜八郎『詩人の生涯』に影響受けたとか。水江未来セレクトによる日本アニメーション協会主に中堅クラスの人たちの作品上映とかのあと閉会式、授賞式へ。

会場で少ない飲食の売り場でカスカラソーダなるものを。これが美味しかったなあ。コーヒー豆の種以外の果肉とかを加工したもの、らしいですよ。
さて授賞式。審査員賞、観客賞、等いろいろあってグランプリはもう大ベテラン巨匠のジョルジュ・シュヴィッツゲーベル『ダーウィンの手記』流石の貫禄。往年の広島だとこのクラスの人たちが何人も参加してて誰がグランプリ取るのかも楽しみだったけど、今回は他にもいいものもあったとはいえ対抗馬となるほどではなかった、ということかなあ。世界的にそうなのか、今回の広島がたまたまそうなのか。作品の内容の傾向もそういう気がしましたがどうなんだろなあ。

ともかくも体制一新してはじめての国際イベント。上映作品に字幕つくだけでも前とは違ってますが次はまたいろいろ進歩してくれるといいですね。関係者の皆さんお疲れ様でした。


2022/08/19 (Fri)
どうもいつもの習慣で朝起きられなくて午後イチの権藤俊二さんの講演「アニメーションはどのように水を表現してきたか」から参加。ディズニーが『ピノキオ」『ファンタジア』でリアル手間かかり系ではいくとこまでいったので、東映動画は『シンドバッド』ではディズニー風だったものが『ホルス』『どうぶつ宝島』では日本画風も取り入れてリアルだけど簡潔というほうに。立体アニメでは透明感を取るか流体的な動きを取るか、などでその作品のスタイル自体ともかかわっていろんなやり方があることに。という薄ぼんやりわかってた気になってたものを手際よくまとめてられました。続いて山村浩二さんの講演「アニメーションにおける水」申し訳ないけど途中までにして謝文明『No.7 Cherry Lane』へ。

予備知識なく見始めたらこれがなんともすごい長編で。1960年代香港が舞台。偉丈夫で美男子な大学生が家庭教師をするシングルマザー母子との微妙な関係。背景は手書きで人物はCGなんだけど、造形やルックはそんなこと感じさせない。ただ、通常のアニメに比べてかなりゆっくりな動きで、これは手書きじゃあ無理だわなあ。


後で調べるとアニメーション監督は謝文明だけど映画としての監督は『美少年の恋』などの楊凡で、今作『繼園臺七號』も『チェリー・レイン7番地』として2019年の東京国際映画祭では上映されてた模様。そういうこともあって声の出演がやたら豪華。シルヴィア・チャン、ヴィッキー・チャオ、アレックス・ラムの主役三人に呉彦祖ダニエル・ウーや陳果スティーブン・フォン、どういうわけか陳果フルーツ・チャンまでちょい役で出てたりして。これ見れただけでも広島来たかいがあったかも。
コンペは昨日に続きなかなかえぐい内容のが混じってますが長編は結構爽やかでよかったかな。


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