「錆びた館」
http://kakudou.moto-chika.com
の日替わり日記部分のみの分館
2022/12/10 (Sat)
デル・トロでストップモーション・アニメでピノキオで、時代は第二次大戦前、と。Netflixなんで配信でも見られるでしょうがこれは劇場まで行ってみるしかないじゃあないですか。
シネマート新宿と同じビルのアニメシアター、初めてここで映画見るかも。
第一次大戦の空襲で一人息子をなくしたゼペットじいさんは、形見の松の実から成長した木を切って息子の代わりの人形を作るのでした。
て、天馬博士とアトムじゃあないですか。もとからこんな話だっけ、空襲はともかく。後で調べたらやっぱりそうじゃなかったですね、というかピノキオの話ってろくに覚えてなかった。
森の妖精に命吹き込まれたピノキオはただの良い子ではなく、知識とやる気がアンバランスであちこちでトラブル、て昨今のAIをどう教育するかに似てる気も。移動カーニバル人形劇はわりに元に近いけど猫や狐は出てこないし、ロバにもならない。そのかわり当時のイタリアを席巻してたファシストの児童兵士学校に入れられたり。巨大なサメに飲み込まれてゼペットと再会してあたりはわりにもとに近くなるのかな。どこまでがストップモーションでどこからがCGなのかわからないけどこの海の表現も大変よろしい。そう、最初から照明も色合いも構図もいい上に動きがいいんですよ。現代的な脚色が良く出来てて映画としてよくてアニメーションとしても出来がいい。歌も多くあってそれもまた。終わり方がすごく納得。始まってすぐはこれ誰に感情移入してみればいいのなんて思ってたのに、まんまとやられたかんじ。
そういえば、最近はディズニーでかつての長編アニメの実写版も作られててそちらはゼメキスなのにあまり評判よろしくないような。と、ほんの二三年前に『ほんとうのピノッキオ』てのもあったなあ見てないけど。最近流行りなのかしらん。と思ったけど実写版なら前世紀末から何本も作られてるみたいですね。なんでだろう。
コオロギの声がユアン・マクレガーてのはわかったけど、ティルダ・スウィントンとケイト・ブランシェットまでが出演してるんですよそういうのもっと早く教えてというか宣伝して。
企画開始からかなり長くかかって完成したらしいですが、これもっと早くできてたらレオス・カラックス監督『アネット』もっと違う形になってたんじゃあないかなあ。
シネマート新宿と同じビルのアニメシアター、初めてここで映画見るかも。
第一次大戦の空襲で一人息子をなくしたゼペットじいさんは、形見の松の実から成長した木を切って息子の代わりの人形を作るのでした。
て、天馬博士とアトムじゃあないですか。もとからこんな話だっけ、空襲はともかく。後で調べたらやっぱりそうじゃなかったですね、というかピノキオの話ってろくに覚えてなかった。
森の妖精に命吹き込まれたピノキオはただの良い子ではなく、知識とやる気がアンバランスであちこちでトラブル、て昨今のAIをどう教育するかに似てる気も。移動カーニバル人形劇はわりに元に近いけど猫や狐は出てこないし、ロバにもならない。そのかわり当時のイタリアを席巻してたファシストの児童兵士学校に入れられたり。巨大なサメに飲み込まれてゼペットと再会してあたりはわりにもとに近くなるのかな。どこまでがストップモーションでどこからがCGなのかわからないけどこの海の表現も大変よろしい。そう、最初から照明も色合いも構図もいい上に動きがいいんですよ。現代的な脚色が良く出来てて映画としてよくてアニメーションとしても出来がいい。歌も多くあってそれもまた。終わり方がすごく納得。始まってすぐはこれ誰に感情移入してみればいいのなんて思ってたのに、まんまとやられたかんじ。
そういえば、最近はディズニーでかつての長編アニメの実写版も作られててそちらはゼメキスなのにあまり評判よろしくないような。と、ほんの二三年前に『ほんとうのピノッキオ』てのもあったなあ見てないけど。最近流行りなのかしらん。と思ったけど実写版なら前世紀末から何本も作られてるみたいですね。なんでだろう。
コオロギの声がユアン・マクレガーてのはわかったけど、ティルダ・スウィントンとケイト・ブランシェットまでが出演してるんですよそういうのもっと早く教えてというか宣伝して。
企画開始からかなり長くかかって完成したらしいですが、これもっと早くできてたらレオス・カラックス監督『アネット』もっと違う形になってたんじゃあないかなあ。
PR
プロフィール
カテゴリー
最新記事
(04/09)
(04/08)
(04/07)
(04/06)
(04/05)
P R
忍者ブログ [PR]