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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/11/23 (Sat)
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2021/07/18 (Sun)
お話としては完結となる前作につづいてのエピソード零的な今作も見てまいりました。

主人公がなぜ十字傷を追うことになるのか、どんな辛いことがあったのかを描くものだというのは最初からわかってて、アクションはちゃんとあるけどそれが主体ではない文芸映画的な格調も加わってそこは言うことなし。とはいってもそれだけだったらどんなによくできてても映画館まで行くほど好みのものではないのですが。

全体からすれば少ないはずと思ってた活劇が予想の数倍すごかった!すっかり忘れてたけど、これまでの剣心は逆刃刀で人を殺さないんですよ、ところが今作では人斬り抜刀斎。切るたびに盛大に血飛沫。途中までは無敵状態だから刃を合わせることも少なく、動きが早すぎて斬撃音と血飛沫でいつ切ったかを判断するくらい。そのあとの力が拮抗した敵とのやり合いもまたすごいんですが。そこまで強いのになぜ前作まででちらっと見せてたあんなことになるのか、という追い込み方も納得の行くところ。まあこれは全体としてはちゃんと映画にしなきゃ行けなかったんだろなあ。で、ここまで見ると一作目から見返したくなりはしますね。でもとりあえず今作の活劇だけもう何回か見返したい。


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