「錆びた館」
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の日替わり日記部分のみの分館
2021/07/20 (Tue)
もちろん原作はあの夢野久作の。何しろ読んだのはもう半世紀近くも前になるのでどんな話だったかちゃんとは覚えてなかったわけですが、って、読んだ直後からそうだった気もするくらいの幻惑さ。映画も見たのはやはりかなり前になるわけで。それが舞台化、しかも上演時間2時間弱ですって?
これがほんとでした。すごくうまく短くしてるのはもとの戯曲を書かれた故・高取英氏の腕だったそうで、ほんとになんで存命中に月蝕歌劇団の公演見に行かなったのかなあ俺と何度思わされることでしょうか。
もちろんただの舞台化のはずもなく歌も踊りもふんだんに盛り込まれ人物の誰もがアングラ的に尖ってるのですが、これがあの原作と何ら違和感がない。こんなに小劇団と親和性高い話だったのか。時間も場所も行ったり来たりしてこんがらがっても舞台だと混乱なく進められるんですねえ。
その歌やそれ以外の音楽、音響が大変なことになってて、演出の森永理科さんがバンドもされてる影響もあるのかしらん。そしてスモークですね。こんなにスモークが効いた舞台は初めてかも。それを活かす照明が見事。
と、大変楽しい舞台を最初はチケット取りそこねてたのが追加公演のおかげで見ることができました。また次の公演も楽しみ。
これがほんとでした。すごくうまく短くしてるのはもとの戯曲を書かれた故・高取英氏の腕だったそうで、ほんとになんで存命中に月蝕歌劇団の公演見に行かなったのかなあ俺と何度思わされることでしょうか。
もちろんただの舞台化のはずもなく歌も踊りもふんだんに盛り込まれ人物の誰もがアングラ的に尖ってるのですが、これがあの原作と何ら違和感がない。こんなに小劇団と親和性高い話だったのか。時間も場所も行ったり来たりしてこんがらがっても舞台だと混乱なく進められるんですねえ。
その歌やそれ以外の音楽、音響が大変なことになってて、演出の森永理科さんがバンドもされてる影響もあるのかしらん。そしてスモークですね。こんなにスモークが効いた舞台は初めてかも。それを活かす照明が見事。
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