「錆びた館」
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の日替わり日記部分のみの分館
2020/02/03 (Mon)
サーバーに故障発生のため、ブログを一週間お休みしましたが再開します。
『ゲゲゲの鬼太郎』昨日放映済みでした。
脚本は64話『水虎』70話『足跡の怪』でも組んだ長谷川圭一さん。
二期『アンコールワットの亡霊』のパラレル後日談とも言えるリメイクで、それ自体は『足跡の怪』と似た趣向ですが、先に組んだ二話が怖い系にくらべ今回はなんというかロマンチック系。
時代も現代、48年前、52年前、400年前といろいろ。
ゲスト主役の舞台演出家本郷柊作は青年期と老人を演じていただかなければならず、別人を配役する気もなく。ということで大ベテランの野田圭一さんを希望して叶えられました。老人の場での長台詞の素晴らしさは言うまでもなく、青年期の声の若々しさ、そして、あの声だけで70年台を感じさせることのできる人はそう多くはないでしょう。なにより今回も登場した森本は二期で野田さんが演じられた役だったのでした。
その妻役の久川綾さんも見事だし、カンボジアの亡霊武者の頭領オイン役竹内良太さんとは、初めてプリキュアを担当した『キラキラ プリキュアアラモード』でのゲスト悪役をやっていただいて以来でしたが、少ない台詞でオインの存在感を十全に発揮していただきました。
初号試写のときに、水木プロの原口社長夫妻がいらしてて、以前どこかで原口さんが幼いときに見た「アンコールワットの亡霊」がすごく怖かったというのを読むか聞くかしていたもので、今回は怖くないです、と始まる前にお話させていただいたところ、あとで結構怖かったですよ、とおっしゃられてました。
今期のゲゲゲの鬼太郎での角銅の演出担当回、長谷川さんの脚本回はこれでおわり。
またどこかで組むこともあるでしょうか。
『ゲゲゲの鬼太郎』昨日放映済みでした。
脚本は64話『水虎』70話『足跡の怪』でも組んだ長谷川圭一さん。
二期『アンコールワットの亡霊』のパラレル後日談とも言えるリメイクで、それ自体は『足跡の怪』と似た趣向ですが、先に組んだ二話が怖い系にくらべ今回はなんというかロマンチック系。
時代も現代、48年前、52年前、400年前といろいろ。
ゲスト主役の舞台演出家本郷柊作は青年期と老人を演じていただかなければならず、別人を配役する気もなく。ということで大ベテランの野田圭一さんを希望して叶えられました。老人の場での長台詞の素晴らしさは言うまでもなく、青年期の声の若々しさ、そして、あの声だけで70年台を感じさせることのできる人はそう多くはないでしょう。なにより今回も登場した森本は二期で野田さんが演じられた役だったのでした。
その妻役の久川綾さんも見事だし、カンボジアの亡霊武者の頭領オイン役竹内良太さんとは、初めてプリキュアを担当した『キラキラ プリキュアアラモード』でのゲスト悪役をやっていただいて以来でしたが、少ない台詞でオインの存在感を十全に発揮していただきました。
初号試写のときに、水木プロの原口社長夫妻がいらしてて、以前どこかで原口さんが幼いときに見た「アンコールワットの亡霊」がすごく怖かったというのを読むか聞くかしていたもので、今回は怖くないです、と始まる前にお話させていただいたところ、あとで結構怖かったですよ、とおっしゃられてました。
今期のゲゲゲの鬼太郎での角銅の演出担当回、長谷川さんの脚本回はこれでおわり。
またどこかで組むこともあるでしょうか。
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2019/11/30 (Sat)
しばらく前に、たまたま全く別の仕事でゲゲゲの鬼太郎4期のねこ娘役西村ちなみさんとご一緒したんですよ。今度調布での上映にトークにでますねえと話したら、きっとラクシャサもやるから来てねと言われてまして。100話あるうちからの4話のみのセレクトだからどうかなあと思ってたら、第89話「髪の毛妖怪!ラクシャサ」ほんとに上映決定。それは見に行かねば。
他の三話は西村さんとともにトークにも出るシリーズディレクター西尾大介さん演出の「天邪鬼」「万年竹」佐藤順一さん演出の『ぬらりひょんと蛇骨婆』という強力なラインナップ。西尾さんの二本はフィルム、佐藤さんのと自分のはデジタル制作で、そう言う差も出るのかなあと見てたら意外に画質はそれほどさがなく落ち着いて見られるものに。それより大スクリーンで見られて、自分で言うのもおかしいけど感無量。自分担当回ではもう一話、6期「ずんべら」の上映もあるのだけど、どうしよう。
自分もわりに久しぶりに見た気がするけど、西村さんは大人になった声が恥ずかしくて、放映当時とDVDBOXのとき、そして今回と三回しか見てないんだそうで。それよりそもそもあの時まだデビューして二年目だったとは驚き。
西尾さんはいつものように立て板に水話しが止まらないのですが、OPラストカットのマルチプレーン撮影に対するこだわりとか技術的難関のクリアの仕方とか面白かったなあ。お客さんのどれ位が理解できたかは怪しいですけど。
入場特典、いろんな宣伝物や砂かけ婆の特別市民証明書などとともに調布の町ゲゲゲの鬼太郎聖地巡礼マップもう第4弾が。うち数箇所が「おどろおどろ」の回のもので、どの場面もどんよりしててなにかもうすみません。
ゲゲゲ忌自体はまだ続くでしょうが、この大スクリーン上映も今後ずっと続けてほしいですねえ。
他の三話は西村さんとともにトークにも出るシリーズディレクター西尾大介さん演出の「天邪鬼」「万年竹」佐藤順一さん演出の『ぬらりひょんと蛇骨婆』という強力なラインナップ。西尾さんの二本はフィルム、佐藤さんのと自分のはデジタル制作で、そう言う差も出るのかなあと見てたら意外に画質はそれほどさがなく落ち着いて見られるものに。それより大スクリーンで見られて、自分で言うのもおかしいけど感無量。自分担当回ではもう一話、6期「ずんべら」の上映もあるのだけど、どうしよう。
自分もわりに久しぶりに見た気がするけど、西村さんは大人になった声が恥ずかしくて、放映当時とDVDBOXのとき、そして今回と三回しか見てないんだそうで。それよりそもそもあの時まだデビューして二年目だったとは驚き。
西尾さんはいつものように立て板に水話しが止まらないのですが、OPラストカットのマルチプレーン撮影に対するこだわりとか技術的難関のクリアの仕方とか面白かったなあ。お客さんのどれ位が理解できたかは怪しいですけど。
入場特典、いろんな宣伝物や砂かけ婆の特別市民証明書などとともに調布の町ゲゲゲの鬼太郎聖地巡礼マップもう第4弾が。うち数箇所が「おどろおどろ」の回のもので、どの場面もどんよりしててなにかもうすみません。
ゲゲゲ忌自体はまだ続くでしょうが、この大スクリーン上映も今後ずっと続けてほしいですねえ。
2019/11/16 (Sat)
以前ある人に、鬼太郎で怖い話しかやんないの?と聞かれたことがあるんですが、プリキュアでは普通にローテに入るので、鬼太郎は不規則に怖くしてもいい話担当で、と答えていたのです。
その後いろいろあって、怖くない話も担当することに、というのが今回。タイトル通り熱血漫画家の妖怪、ひでり神の話ですよ。怖くないですよほんとに。
さてそう言う話ならば問題になるのが実際作中に出てくるマンガ原稿。それもひでり神が描いたものだけでなくて、戦後からのマンガ史をなぞる場面や他の作者のものまでいろいろ。
実際にその作画作業を担当してくれたのは今期鬼太郎の最初のEDを二回、本編では第69話 「 地獄の四将 鬼童伊吹丸」の演出を担当した松實航くん。(絵コンテは地岡公俊)他の回でも何度か書いてるのですがここまでの枚数は初めて。
その原画(とはいえ、色付き)に文字からデザインし、漫画表紙らしく仕上げたのは今回の演出助手でやはりEDも二回、本編では第72話「妖怪いやみの色ボケ大作戦」を担当した野呂彩芳さん。(こいらも絵コンテは地岡公俊)もっとはっきりお見せしたいところですがそうも行かず、映像では短い時間ですがよくご覧ください。
ところで本編中、ひでり神の描く漫画のタイトルは『ロケットメン』という脚本の指示。ちょうど絵コンテなどを作業してるときに公開してる映画で『ロケットマン』がありましたが、それとは無関係で、おそらく水木しげる最初の単行本『ロケットマン』から来てるものと思われます。
と、そのひでり神とコンビを組む編集者の名前が角富。読み方は脚本に指定なかったものの、かつて漫画『トイレット博士』の担当編集でありながら先生役で出演して人気だった角南(スナミ)さんから来てるのではないかと調べてみたら、角富もスミトミと読むのだそうで。なかなかいいキャラとなっております。配役は、また公式公表後に。
その後いろいろあって、怖くない話も担当することに、というのが今回。タイトル通り熱血漫画家の妖怪、ひでり神の話ですよ。怖くないですよほんとに。
さてそう言う話ならば問題になるのが実際作中に出てくるマンガ原稿。それもひでり神が描いたものだけでなくて、戦後からのマンガ史をなぞる場面や他の作者のものまでいろいろ。
実際にその作画作業を担当してくれたのは今期鬼太郎の最初のEDを二回、本編では第69話 「 地獄の四将 鬼童伊吹丸」の演出を担当した松實航くん。(絵コンテは地岡公俊)他の回でも何度か書いてるのですがここまでの枚数は初めて。
その原画(とはいえ、色付き)に文字からデザインし、漫画表紙らしく仕上げたのは今回の演出助手でやはりEDも二回、本編では第72話「妖怪いやみの色ボケ大作戦」を担当した野呂彩芳さん。(こいらも絵コンテは地岡公俊)もっとはっきりお見せしたいところですがそうも行かず、映像では短い時間ですがよくご覧ください。
ところで本編中、ひでり神の描く漫画のタイトルは『ロケットメン』という脚本の指示。ちょうど絵コンテなどを作業してるときに公開してる映画で『ロケットマン』がありましたが、それとは無関係で、おそらく水木しげる最初の単行本『ロケットマン』から来てるものと思われます。
と、そのひでり神とコンビを組む編集者の名前が角富。読み方は脚本に指定なかったものの、かつて漫画『トイレット博士』の担当編集でありながら先生役で出演して人気だった角南(スナミ)さんから来てるのではないかと調べてみたら、角富もスミトミと読むのだそうで。なかなかいいキャラとなっております。配役は、また公式公表後に。
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