「錆びた館」
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の日替わり日記部分のみの分館
2020/08/12 (Wed)
ラブクラフトの小説で何が一番好きかというと『異次元の色彩』だったのです。とはいえ筋立てなど覚えてなくて、光と色の強烈なイメージが脳の奥底に残るばかり。それが久しぶりに映画化しかも主演がニコラス・ケイジとは。
が、これが予想外に良かった。平凡でどこにでもいるような、ちょっと偏屈なとこもあるけど家族を守る責任感もあり、それがおかしくなっていくのかもとからそう言うとこがあったのか、判然としないとこもあるまま進むのにぴったり。『プロフェシー』のリチャード・ギア並みにはまってたなあ。主人公はその娘、あるいは調査に来た水文学者ですがその成り行き、話の進み方がなんとなくハリウッドというかアメリカ映画のやり方からはずれてる感じで得体のしれない不安感がずっと漂います。普通の映画のあり方にとらわれない、物語本来の進み方に近い感じがした。後で調べると意外に原典に即した内容だったんですねえ。
他の映画に似てない気がしてたのに見終わると『ウイッチ』と『ミスト』かけ合わせた感。
冒頭の少女の祈りちゃんとよく覚えとけばよかったなあ、望んだ形とは言えないけどそれが果たされた結末だったようで、物語としてちゃんとしてるんだなあ多分。
ともかくもホラー映画ファンもラブクラフト好きも必見ではないでしょうか。
異常な色彩だけはもうひと工夫あっても良かった気がするけどね。
が、これが予想外に良かった。平凡でどこにでもいるような、ちょっと偏屈なとこもあるけど家族を守る責任感もあり、それがおかしくなっていくのかもとからそう言うとこがあったのか、判然としないとこもあるまま進むのにぴったり。『プロフェシー』のリチャード・ギア並みにはまってたなあ。主人公はその娘、あるいは調査に来た水文学者ですがその成り行き、話の進み方がなんとなくハリウッドというかアメリカ映画のやり方からはずれてる感じで得体のしれない不安感がずっと漂います。普通の映画のあり方にとらわれない、物語本来の進み方に近い感じがした。後で調べると意外に原典に即した内容だったんですねえ。
他の映画に似てない気がしてたのに見終わると『ウイッチ』と『ミスト』かけ合わせた感。
冒頭の少女の祈りちゃんとよく覚えとけばよかったなあ、望んだ形とは言えないけどそれが果たされた結末だったようで、物語としてちゃんとしてるんだなあ多分。
ともかくもホラー映画ファンもラブクラフト好きも必見ではないでしょうか。
異常な色彩だけはもうひと工夫あっても良かった気がするけどね。
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