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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/11/22 (Fri)
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2022/06/08 (Wed)
映画始まって以来特殊撮影、特殊メイクの類は常にあり、発展してきたですが爆発的に伸びたのが1977年『スターウォーズ』公開からの80年代。ありとあらゆる異形のものが着ぐるみコマ撮りパペットに加えコンピュータ制御のアニマトロニクスさらにCGも加わってそれこそ毎年いろんな技術が更新され次々と見たこと無いものを驚異を持って楽しむ機会に恵まれ。いい時代に映画見られたものだなあ。

『物体X』『ハウリング』『狼男アメリカン』『グレムリン』『アビス』『ターミネーター2』『ジュラシック・パーク』『スターシップ・トゥルーパーズ』『スパイダーマン2』『猿の惑星』
フィル・ティペット アレック・ギリス スティーヴ・ジョンソン グレッグ・ニコテロ リック・ベイカー デニス・ミューレン ギレルモ・デル・トロとまあすごい人達目白押し。当時の映像ではジョン・カーペンターも。冒頭それぞれ紹介場面ではもう名言のオンパレード。特殊メイクの人たちそれぞれの成り行きも含めた何があったかどう考えたかがどれも面白いのですが、個人的に白眉はジョン・ランディスとジョー・ダンテが席を並べて当時を語るところで、特にお互いに知らずに狼男映画企画進めてたときのくだりが最高。
特殊技術自体は今も進歩進めててCGだけではできない成果をもたらし十分効果的でアナログとデジタルは敵対するものでなくそれぞれ使い所をうまく住み分けるもののはずなのに、製作大本はそれ理解してなくてCGばかりに頼ろうとする、なんてアニメの業界でもにた感じで全く同意。この映画自体は7年前のものだけど今はまたそういうの進んでるんだろかとか。ともかく色んな人の話を見られるだけでも満足、特にクリーチャーのできるところを語るときはみんな目がキラミラしてるんですよ。唯一残念なのは、業界を去ったかに思われたロブ・ボッティンが出てないことだなあ。この映画製作の頃にはゲーム・オブ・スローンズで仕事してたらしいのですが。

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2022/06/02 (Thu)
池袋TOHOシネマって、どうしてああも公開中の映画のポスターはらないんだろうなあ。
入場者特典はもらえたのですが

これも入場時に配布し忘れてて、予告の合間に客席に配りにくるという。

てっきりポストカードかと思ったらなかなかいい小冊子。
どうもこれは『どろろ』だなあと鑑賞後ネット記事や原作者こみのインタビューなどちらっと見たら、監督も原作読んだときそう思ったらしい。原作者本人はどれくらい意識してるのかは今のところ不明。パンフレットは買わなかったんですが、脚本家さんのインタビューがあまり他で読めないタイプのものとのことで、持ってる人に読ませて貰う予定です。や、その脚本も読んでみたいなあ。まずは原作からか。

2022/05/25 (Wed)


TVアニメの放映前、放映中、放映後の時間軸で若いプロダクションの敏腕女性プロデューサー、大手アニメ会社の新人女性監督、地方作画プロダクションの名アニメーターと女性三人が順に焦点当てられる原作小説を同時に描くとことで群像劇とした脚色はいかにも映像向きでいいかと。
その反面、10年前に書かれた原作でもどちらかといえば放映後のソフトの売上が重視されて、それほど重要視されてない視聴率を、いままたさらに重要視されてない現代を舞台にして展開するのはちょっともったいない。放映中の反響をSNSで表してそれはそうかなあと思えるだけに。
そもそも土曜の夕方に別チャンネルで放映される二本のTVアニメ、という時点で今この日本とは違う世界なのかな、と思われる時点で損してるとは思うし。登場する人物が皆リアリティあって、この職業の人はあんな感じ、と知ってる人の顔を次々想起するくらいよくできてるだけに、登場しない役職があるのもちょっと違和感。自分が今、TVアニメではローテーションの各話演出やってるからということではありますが、テレビって監督だけじゃあ回らないもんなんですよ、大抵はね。一人で全話コンテ切る監督もたまにいるけど演出までは無理。現場のことでいうと、最終話のラッシュチェックまで脚本家がいるというのもまずない事態と追うんだけどどうなんでしょう。
この辺を解決するためにはTVシリーズではなく劇場用ということにしちゃえば解決するんだけど、そうすると放映の回を追うごとに反響が違ってくるのを追ったり、最終回同時視聴する盛り上げとかなくなっちゃうからまあしょうがないかあ。各話演出にしても人物が多くなりすぎて見てる人が混乱する要因になるのはよくわかっております。
と、まあ一応気になる点は書いておきますが、この映画はそんなことはどうでもいいくらいいい点があるのでそちらをちゃんと見てほしい。
ネットの評判をちらっと見たら登場するアニメが今どきのじゃないみたいな意見もあるとかで、それこそどうでもいいことではないかと。面白そうに見えるかどうかではないですか。
それよりも、造り手として何を目標にしてるかが重要で、「一般大衆」とか「普通の人」とか「良い子のために」とかましてマニアのためにではなく、「これが刺さる誰かのために、届け」というのがいいところで、これは原作者の気持ちなんだろなあ、とても良くわかるんですが多人数が関わる映像制作だとそうでない人も結構いる気がして、これはどれくらいの割合なんだろな。
そういうのを経たあとのラストシーン。これがね、一度これを味わうとTVアニメ作りから足を洗えなくなるんですよ。あれがあるだけでもいい映画。
モデルになった人たちを知ってるだけに冷静には見られないかもとは思ってましたが、冷笑的になることもなく見られました。業界外の人はもちろん、業界の人も見といてほしいな。



2022/05/14 (Sat)

ネタバレされると困ることがあるかもなあと初日に見てきましたが、そこはそれほどじゃあなかったかも。冒頭部がばっちりすぎ。『ウルトラマン』の怪獣、宇宙人の中ではメフィラスが一番好きだったので満足。


2022/05/10 (Tue)

今回はじめての新キャラクター、多元宇宙移動能力を持つアメリカ・チャペスが出るというだけは知ってて、どう紹介するのかと思ったらのっけからクライマックス。いろんな世界やそれぞれの世界のストレンジなどもちゃんと見せつつ、集団魔術防衛戦はまるでジェダイのようにも見えたし、邪悪な存在の描き方はお手の物だし意外な要素を使った魔術戦なんて、ギャグにも見えそうなことをやってのけるし、別宇宙だからといってあの人やこの人も出すのしかもあんな扱い。一体どうやって着地すんのと思ったらとても納得行くところに持ってくし、てんこもりなのにすんなり見られて良く出来すぎでは。もちろんゾンビ的なものまで大活躍。あえていえばストレンジ前作で全開だった現実世界が歪みまくる映像ドラッグ的な要素がちょっと少なめであれが大好きだった方としては残念な気もするけどないものねだりですかね。『ワンダビジョン』未見のままですが後で調べたら監督も必要なとこしか見てないらしくて問題ないですよ。



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