「錆びた館」
http://kakudou.moto-chika.com
の日替わり日記部分のみの分館
2018/12/09 (Sun)
怪談作家川奈まり子さん主催のトークイベント、1,2に参加できなくてやっと参加した3回目がおもしろかったものの第4回。今回のゲストは住倉カオスさん。
竹書房主催の怪談イベントなどではMCやプロモーター的なこともこなし、本業は写真家という住倉さんがいかにして怪談作家になったか、や、その住倉さんがMCのイベントで川奈さんが登壇者としてイベントに出るようになったとの話。更に遡れば川奈さんがAV女優時代に出たテレビの深夜番組に住倉さんも出てて、という話も。
もちろん怪談もいろいろ。画像も交え。おふたりとも大変話が上手く面白く、飽きることなく楽しめた2時間ちょっとでした。この組み合わせならあと4時間位は聞いてたいですね。
特製メニュー「ブラッディまり子」トマトジュースのソーダ割りまたはサワーという、ちょっと不思議な味わい。結構好きです。
怪談作家川奈まり子さん主催のトークイベント、1,2に参加できなくてやっと参加した3回目がおもしろかったものの第4回。今回のゲストは住倉カオスさん。
竹書房主催の怪談イベントなどではMCやプロモーター的なこともこなし、本業は写真家という住倉さんがいかにして怪談作家になったか、や、その住倉さんがMCのイベントで川奈さんが登壇者としてイベントに出るようになったとの話。更に遡れば川奈さんがAV女優時代に出たテレビの深夜番組に住倉さんも出てて、という話も。
もちろん怪談もいろいろ。画像も交え。おふたりとも大変話が上手く面白く、飽きることなく楽しめた2時間ちょっとでした。この組み合わせならあと4時間位は聞いてたいですね。
特製メニュー「ブラッディまり子」トマトジュースのソーダ割りまたはサワーという、ちょっと不思議な味わい。結構好きです。
2018/11/07 (Wed)
高田京極対談@日比谷から一旦神保町ブックフェスで美味しいもの食べて夕方には下北沢。
『幽』誌上でちょっと前から始まったこの三人時評、名だたる書評家解説紹介ライターさんたちなので取り上げる書物も解析も記事もいいのはもちろん、それに怪談実話にたいするそれぞれのスタンスの差が加わって大変面白いページで真っ先に読むのですが、一度生でこの三人の会話を聞いてみたいと思ってたところにこのイベント。行かないわけがない。
客席にあちこちのイベントで見る顔や作家さんたちも。
取り上げる本や、どう評価されたかは次の『幽』で読めるのであまりメモなど取らないまま楽しく拝聴しましたが、三人が三冊ずつ選ぶのに真っ先にかぶったのが吉田悠軌選「ムー実話怪談「恐」選集」というのが面白い。かぶり過ぎなので朝宮さんは別の本にしたとのことでした。
雑誌ムーの投稿怪談そのものが30年以上に渡る歴史を持っていて、最初のうちは「落ち武者が…」「先祖の霊が…」という当時のありきたりなものだったのに、中にある説明のつかない不条理とも言える体験談を主に採用するようになってからは投稿自体そういう話が増えていったのだそうで。
今の怪談実話の原点と言えるのは1990年「新・耳・袋」1999年に復活、続刊発行されるまでの間は「超怖い話」シリーズがつないで、21世紀になるころから今の怪談実話の盛況に至るというのが書籍上の歴史。
並行して映像の方で小中千昭・鶴田法男による「ほんとうにあった怖い話」1991(当時はやったオリジナルビデオ。1992テレビ朝日ドラマ「本当にあった怖い話」2004以降のフジテレビ「ほんとにあった怖い話」とは別)や「戦慄のムー体験」1994があって、のちの実話でないもののかなりそれに近い感じな怪談映画『女優霊』1996そして『リング』につながるという歴史があるのですが、その『戦慄のムー体験』はまさに書籍と映像の結びつけをしていたのだなあ、と。朝宮さんもおっしゃってましたが映像で見たあの話のもとの投稿がこれだったのかと。
本来怪談は(怪談によらずだけど)文章が良いものがいいのであって、実話であろうと虚構であろうと関係ないとする門賀さんと、多少の整理や盛り付けはあっても、あくまで実話であるべき。日常にひび割れを起こすことこそが怪談実話の良さと語る朝宮さんの激突は生で見たかいがありました。
ちなみに自分でいうと、読者としては朝宮さん寄り、映像というところで怖いものを作ろうとしてる実作者の立場でいうと門賀さん寄り。怖くするために実話っぽい感じが有効ならいつでも使う、というところではあります。
ともかくもこの公開収録、大変面白かったので、定期開催していただきたいですね。場合によっては『幽』の刊行ペースより早くして公開収録でなくなってもいいです。
『幽』誌上でちょっと前から始まったこの三人時評、名だたる書評家解説紹介ライターさんたちなので取り上げる書物も解析も記事もいいのはもちろん、それに怪談実話にたいするそれぞれのスタンスの差が加わって大変面白いページで真っ先に読むのですが、一度生でこの三人の会話を聞いてみたいと思ってたところにこのイベント。行かないわけがない。
客席にあちこちのイベントで見る顔や作家さんたちも。
取り上げる本や、どう評価されたかは次の『幽』で読めるのであまりメモなど取らないまま楽しく拝聴しましたが、三人が三冊ずつ選ぶのに真っ先にかぶったのが吉田悠軌選「ムー実話怪談「恐」選集」というのが面白い。かぶり過ぎなので朝宮さんは別の本にしたとのことでした。
雑誌ムーの投稿怪談そのものが30年以上に渡る歴史を持っていて、最初のうちは「落ち武者が…」「先祖の霊が…」という当時のありきたりなものだったのに、中にある説明のつかない不条理とも言える体験談を主に採用するようになってからは投稿自体そういう話が増えていったのだそうで。
今の怪談実話の原点と言えるのは1990年「新・耳・袋」1999年に復活、続刊発行されるまでの間は「超怖い話」シリーズがつないで、21世紀になるころから今の怪談実話の盛況に至るというのが書籍上の歴史。
並行して映像の方で小中千昭・鶴田法男による「ほんとうにあった怖い話」1991(当時はやったオリジナルビデオ。1992テレビ朝日ドラマ「本当にあった怖い話」2004以降のフジテレビ「ほんとにあった怖い話」とは別)や「戦慄のムー体験」1994があって、のちの実話でないもののかなりそれに近い感じな怪談映画『女優霊』1996そして『リング』につながるという歴史があるのですが、その『戦慄のムー体験』はまさに書籍と映像の結びつけをしていたのだなあ、と。朝宮さんもおっしゃってましたが映像で見たあの話のもとの投稿がこれだったのかと。
本来怪談は(怪談によらずだけど)文章が良いものがいいのであって、実話であろうと虚構であろうと関係ないとする門賀さんと、多少の整理や盛り付けはあっても、あくまで実話であるべき。日常にひび割れを起こすことこそが怪談実話の良さと語る朝宮さんの激突は生で見たかいがありました。
ちなみに自分でいうと、読者としては朝宮さん寄り、映像というところで怖いものを作ろうとしてる実作者の立場でいうと門賀さん寄り。怖くするために実話っぽい感じが有効ならいつでも使う、というところではあります。
ともかくもこの公開収録、大変面白かったので、定期開催していただきたいですね。場合によっては『幽』の刊行ペースより早くして公開収録でなくなってもいいです。
2018/11/05 (Mon)
毎年10月末は神保町古本祭り。
もちろんそこにも行って、あれやこれやと食べたのですが、それはまた機会あれば、ということで。
土曜昼に神保町、夜に某所でちょっとした(のはずが意外に遅い時間まで)の飲み会のようなもの。その後阿佐ヶ谷に、とだんだん西に移動して深夜はこのイベントへ。
若手芸人さんが怪談語りの人たちを呼んで怪談を聞こう、というイベントらしいもののオールナイトの三回目。1回目は気が付かず、かな。二回目はたしか広島国際アニメフェス期間で見られず。今回はゲストに西浦和也さんも入ってるので、これは行かねば、と。
ゲスト4人が前半後半で二人ずつ。まず西浦和也さんとらせんa.k.a上里洋志さん。
西浦和也さんはある呪いのものの話。類話あるけどちょっと展開が独特。
らせんさん、初めて聞くのですが本人がいろいろ体験する方で。南国の実家地方での話というのがその習俗含め体験者ならではの話。
後半のゲストはいたこ28号さん、吉田悠軌さん。
いたこさんの変な画像、動画がもう変。前にも聞いた話だったけど、すっごく久しぶりのもあったな。
次も都合合えば行こうと思います。
もちろんそこにも行って、あれやこれやと食べたのですが、それはまた機会あれば、ということで。
土曜昼に神保町、夜に某所でちょっとした(のはずが意外に遅い時間まで)の飲み会のようなもの。その後阿佐ヶ谷に、とだんだん西に移動して深夜はこのイベントへ。
若手芸人さんが怪談語りの人たちを呼んで怪談を聞こう、というイベントらしいもののオールナイトの三回目。1回目は気が付かず、かな。二回目はたしか広島国際アニメフェス期間で見られず。今回はゲストに西浦和也さんも入ってるので、これは行かねば、と。
ゲスト4人が前半後半で二人ずつ。まず西浦和也さんとらせんa.k.a上里洋志さん。
西浦和也さんはある呪いのものの話。類話あるけどちょっと展開が独特。
らせんさん、初めて聞くのですが本人がいろいろ体験する方で。南国の実家地方での話というのがその習俗含め体験者ならではの話。
後半のゲストはいたこ28号さん、吉田悠軌さん。
いたこさんの変な画像、動画がもう変。前にも聞いた話だったけど、すっごく久しぶりのもあったな。
次も都合合えば行こうと思います。
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