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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/11/22 (Fri)
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2019/08/12 (Mon)

本来無名というかプレイヤーにより異なる主人公名に関する小説版の無断使用とか、メタなどんでん返しとかでも話題の作。
佐藤健、ヤスケンなど、声優をほぼ排した声の出演はうまい人達なんで八割型うまく行ってる感じ。
その演技というか実在感にごまかされてるけど、映像の方のキャラやお話は、
取って付けたような滑るコミカルさ、
いかにもやらされてる感満載のお使いクエストの連続、
ディズニーのモーションもろ真似だけの芝居や表情、
一応クライマックス盛り上げの体制は取るけどそのため重要そうなキャラを全く触れないまま進むお話、
映画の見せ方としては下手なんじゃないのという演出の頻発。
と、ちょっと見た目のソレらしさと裏腹になんとも貧しいものが。
それもしょうがないのかなあ、何しろこれは
「『ドラクエⅤ』の映画化」
ではなく、
「ドラクエを元にしたゲーム映像の映画」
なんですからね。例のどんでん返しもその延長。

なーんて冷笑してられるか。真似ばかりのモーションはそれが真似でしかないということすら認識してない作り手の不勉強具合。強引さが目立つ脚色も含め、これではほんとにドラクエⅤの映画化なんてできる訳がないではないでしょうか。それ以上に、どうせゲーム映像だし、という態度(にしかおもえない)はゲームの作り手、プレイヤー、同酒肴に限らず映画の作り手、観客どれをも馬鹿にしてない?少なくともこのスタッフには今後そう言う意味での信頼はできなくなるなあ。

それにしても、本編前に、この世界はすべてデータだったというアニメの予告編流れたんだけど、あれはわかっててそう言う組み合わせにしたのかしら。
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2019/08/10 (Sat)
昨日から公開ですが、その前日に社内試写で見ました。

前に仮面ライダー映画でアベンジャーズ並みのキャラ数プロットの混み合い方各キャラの見せ場たくさん詰め込むのは他で出来ないのかなあと書いたじゃないですか。今回のワンピ映画がすごかった。主人公たちの麦わら海賊団だけでも9人もいるのに、これまでに登場した海賊海軍革命軍ほか色んなキャラがあれもこれも沢山すぎるくらい出て、それぞれに見せ場が。
舞台装置というか大仕掛けがのっけから出て、普通劇場版だったらこれがクライマックスなんじゃないのくらいのが15分位で出てきてその後どうするのよと思えばさらに色んなキャラが入り乱れて大変なことになってます。徹底した娯楽。マーベル作品に顕著な現代社会への配慮、問題意識と解決への意思、希望、それはすばらしいけれどそれを持ってなお娯楽作品としてのサービス精神、過去作へのリスペクト、観客への信頼、どれもが高いレベルなのがすごいところで。今作には社会への問題意識とかの類は少なくとも表立ってはそう言うものがない、娯楽であること、キャラクターであること、その世界であること、そして劇中20年に一度の祭りというところだけが番組開始20周年にかけた、まさにこの映画自体が祭りであること。今まで見て楽しんでくれた観客に対する最大のお礼となること。そう言うものだけで成り立ってるところがすごい力技。監督が脚本に共同で名前を連ねてるところが珍しい。物語なんかなくても映画は娯楽として成立するんだと言う確信があってのことでしょうねえ。この次の映画作る人大変だ。


2019/08/08 (Thu)

二本立てで、さきにリュウソウジャー。画像は大泉のシネコンにあった、キャスト陣(おそらく)のサイン入りポスター。
福井の恐竜博物館でロケしたり6500万年前にトリップしたりという敵ボスが佐野史郎だったりという、二本立て用コンパクトながら劇場らしいちょっと豪華版。エンディングで踊る佐野史郎も見どころ。

同時上映のジオウ、これが!すごいですよ。
信長の時代に行って長篠の戦いに絡んだりする前半、ライダー映画で江戸時代以前に行くのってだいたい面白くて好きなんですよ、今回もテンポも良くて面白いなーなんて漫然としてたら、後半がとんでもないことに。
だいたい平成を潰すとかきれいにするとかの敵の目的があるので、平成ライダー大集合なのはもちろんなんだけど、そこにあれやそれやこれまでもが。
事前にネタバレ感想サイトちらっと読んでまさかなあやっぱ冗談だったんではないの、なんて途中まで思っててすまん。あとでほかの頁読んだら和製スパイダーバースなんて書いてもあって、そういえばあれも見損ねてたなあと。そういえば、アベンジャーズ並みのプロットの作り方もこのシリーズならできるんだよなあ、なんで枠はずして一般向けの映画で日本じゃこういうテンポで出来ないんだろうと不思議に思うところ。ジオウの録画もちゃんと消化できてないので、きちんと見ようと思いました。

入場者特典カード、角度で図柄変わるものなので撮影しにくいったら。

2019/07/05 (Fri)


高校生たちが二週間のヨーロッパ旅行!ベニスにプラハにロンドンですよ。楽しそうだなあ。
いかにもそんな気分にならせてくれる映画。
スパイダーマン映画としてもいろんなスパイダーマンスーツが見られて楽しい。
同級生たちや先生、ハッピーに至るまでキャラクターが生き生き。
もちろんアクションも大掛かりなとこもあり、何が本当かを見せ場とするアイディアもその具現化もすごいレベル。
何よりこの前作からのシリーズがいいのは、サム・ライミ版やアメージングに比べて見終わったとき暗い気持ちにならずに済むとこ。劇中ではそれなりに辛い目にもあってちょっと大人になるんですけどね、そういう塩梅もうまいなあ。
2019/06/30 (Sun)
ウルトラ焼き、小説ティガときてそういえばこの映画の主演はV6でした、と後で気が付き。
アイドルとしての姿あまり見てないのですっかり俳優さんのイメージなんですよねえ。
今回は格闘コリオグラファーとしてもクレジット。

監督はあまり知らない人。とはいえそんなに若い人でなくCMバタの人かあ、なるほど冒頭のシークエンス、殺し屋に狙われたヤクザたちがどこに狙いつけられたかをビジュアル化するところはそんなかんじ。が、ある程度CMっぽい、奇抜な映像はそこまで。そこからはある意味堅実なキャラクターと物語をちゃんと見せる演出になっていて、元の漫画の中では魅力的でも実写にすると嘘くさくなりそうな人物たちに説得力持たせてます。動きが派手すぎないアクション場面もいい。
もともとの、ものすごく腕の立つ殺し屋でありながら殺しをしないまま誘拐されたものをヤクザたちから取り返すというお話自体が面白くならないわけがなく。ジョン・ウイックのようであり、生い立ちはダニー・ザ・ドッグのようであり、敵の殺し屋二人組は出崎版ゴルゴ13のゴールドとシルバーを思い出させるようでもあり。ヤクザ幹部の安田顕と狂犬のような弟分柳楽優弥もよかったなあ。原作はまだあとがあるっぽいけど、この手のは続けると話がこじれていくのでこれで終わってていいような気も。
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