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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/04/29 (Mon)
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2022/06/08 (Wed)
映画始まって以来特殊撮影、特殊メイクの類は常にあり、発展してきたですが爆発的に伸びたのが1977年『スターウォーズ』公開からの80年代。ありとあらゆる異形のものが着ぐるみコマ撮りパペットに加えコンピュータ制御のアニマトロニクスさらにCGも加わってそれこそ毎年いろんな技術が更新され次々と見たこと無いものを驚異を持って楽しむ機会に恵まれ。いい時代に映画見られたものだなあ。

『物体X』『ハウリング』『狼男アメリカン』『グレムリン』『アビス』『ターミネーター2』『ジュラシック・パーク』『スターシップ・トゥルーパーズ』『スパイダーマン2』『猿の惑星』
フィル・ティペット アレック・ギリス スティーヴ・ジョンソン グレッグ・ニコテロ リック・ベイカー デニス・ミューレン ギレルモ・デル・トロとまあすごい人達目白押し。当時の映像ではジョン・カーペンターも。冒頭それぞれ紹介場面ではもう名言のオンパレード。特殊メイクの人たちそれぞれの成り行きも含めた何があったかどう考えたかがどれも面白いのですが、個人的に白眉はジョン・ランディスとジョー・ダンテが席を並べて当時を語るところで、特にお互いに知らずに狼男映画企画進めてたときのくだりが最高。
特殊技術自体は今も進歩進めててCGだけではできない成果をもたらし十分効果的でアナログとデジタルは敵対するものでなくそれぞれ使い所をうまく住み分けるもののはずなのに、製作大本はそれ理解してなくてCGばかりに頼ろうとする、なんてアニメの業界でもにた感じで全く同意。この映画自体は7年前のものだけど今はまたそういうの進んでるんだろかとか。ともかく色んな人の話を見られるだけでも満足、特にクリーチャーのできるところを語るときはみんな目がキラミラしてるんですよ。唯一残念なのは、業界を去ったかに思われたロブ・ボッティンが出てないことだなあ。この映画製作の頃にはゲーム・オブ・スローンズで仕事してたらしいのですが。

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