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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2019/07/09 (Tue)

以前から海外より作家を招いての上映、レクチャーを続けていた藝大大学院映像研究科。なかなか異タイミング合わず行けなかったのですが、今回やっと。
クィアって、耳慣れない単語ですねえ。もとは『奇妙な』『風変わりな』という意味からセクシャルマイノリティへの侮蔑語となったのに、逆に肯定的意味合いで広めてきたんだそうな。
90人の席は満杯。

自分で作品にすることはないし、そう言うもののほうが娯楽だけのものより価値があるとももわないのだけれど、プロパガンダにアニメーションは大変有効であることを再認させられます。ある種の抽象化で個別の問題にとどまらず普遍的な広がりをもたせられる。実際にセクシャルマイノリティの人たちのインタビューをもとにアニメーション映像をかぶせていくという作業だけででもですよ。
ミニレクチャーでの松下千雅子名古屋大学教授のお話も興味深いもの。一見そうは見えない作品からもクィアのメッセージを読み解くクィア・リーディングという手法もあるそうなんですが、作者が意図したかあるいは作者本人がセクシャルマイノリティだったかどうかではなく、作品そのものだけから読み解くという手法もあるというところ、クィアに限らずですよね。
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2019/07/03 (Wed)
去年公開した、坂本サク監督が一人で作る長編ホラーアニメーション映画『アラーニェの虫籠』、クラウドファンディングのどのコースにしてたか覚えてなかったのですが、Blue-rayが届きました。

サントラCDやブックレットもしっかり。
先月にはザグレブやアヌシーといった国際アニメーション映画祭で上映、好評だった模様。
今週末6日土曜にはゲーマーズ秋葉原で発売記念イベントもあるようです。
まだご覧になってない皆様は是非。

2019/06/25 (Tue)

JAA日本アニメーション協会、年に一度の総会と懇親会。年々会員数が増えて、もうすぐ200人にも達しそうな勢いですが基本は親睦団体なので、数年に一度合同上映イベントをやる以外にいろんな会員が一堂に会する機会はこの総会と、忘年会だけ。

懇親会では料理もたくさん。

若手から超ベテランの方々まで。まだ上映会は先のことなので、次は忘年会でお会いしましょう。

山村浩二さんの紫綬褒章を祝ったりもしましたねえ。
そうそう、喫煙所でとある超ベテランの方から航空公園で撮れたUFOらしき写真や、宙を飛ぶ白蛇にしかみえない不思議な白い光のような煙のような写真見せていただきました。その後運が良くなったのだとか。
2019/06/10 (Mon)


日本の短編アニメーション総合情報サイト<tampen.jp>主催のイベント。
二部構成で、
<第一部>「実験アニメーション」の歴史再考ーー前衛映画から3DCGまで 登壇:田中大裕(弊部編集長) 「実験アニメーション」の表現や美学の変遷を歴史的に概観します。

<第二部>ロトスコープとは何かーーロトスコープの美学的再考登壇:岩崎宏俊(アニメーション作家 / 美術家)「ロトスコープ」というアニメーション技法について、表現の変遷を辿りながら、作家自身の実践も参照しつつ、その前衛理論的な射程を考えます。

 

というわけで結構長丁場。これが割に聴講者の人が多くて、追加の丸イスではちと辛かった。
実験アニメーションについて飛び飛びに個別の作品はそれなりに知ってても系統建てたり年代別に整理しては考えてなかったとこもあるので、知らない作家もいたりしてお勉強なりました。初期の人たちは現像などの技術的部分も駆使しての表現なのでアニメーションって意識なかったし、そもそもアニメーションって何?とまた定義が難しくなるような部分も。

ロトスコープもその始まりはアニメーション作画の技量の不均衡を補うものとして開発されたのが、それ自体を表現にという変化があるとか。
そういえばちょっと前に写真美術館で見た展示、初期の写真は絵画の補助として開発されたというのも思い出したなあ。

どちらも美学、美術史などの見地からの研究ということらしく、こちらには耳慣れない言葉を使ってのまとめとなってました。だいたい意味は伝わった気がする。ロトスコープはもともと装置の名称だったのが技法の名前となりましたが、実験アニメーションは、もっといい言葉ないのかなあ。それはTVアニメもCGアニメもそうなんだけど。アニメーション自体が定義難しいところからするとそう簡単ではないのでしょうが。


あと、レジュメの無断引用はしないで、とかなり何回も言われてたけど、出典を明記した批評のための引用なら普通の研究ではオーケーなんではないかな、とか。
2019/05/06 (Mon)
東京での展示はGWいっぱい、しかし自分の都合はその後半東京にいいないのでいる間に見てきてました。(これ書いてる現在も九州にいます)

正直見る前は今更トムジェリで原画見せられても、位な気持ち。
撮影可なのは劇中出てくる変形トムの数々。

まあそれも面白くはあるけど。
しかし予想外にしっかりした解説で、ハンナとバーベラの出会いからいかに二人が分業してたかなどのことまで。現行の日本のTVアニメでもレイアウト(という名目のラフ原画)システムはありますが、一話に何十人もかかってバラバラに担当するよりもレイアウトは専門の人がやるほうがいい場合あるよなあと思わさせられたり。
場内でみられる映像は子供の頃何度も繰り返しみたもの。もちろんナレーション谷幹一トム八代駿ジェリー藤田淑子で。あの頃まだ中学生だったのよ、と藤田さんに伺ったときのわかってはいても驚いたのは今でも忘れられないし、トムとジェリー数々の名作の中でも子象のジャンボの巻が今まで見たあらゆる映像の中で一番笑ったものだったのも思い出させられたり。ピアノ演奏とギャグのシンクロはどういう段取りで制作しているのかと子供心に思ったこととか。それは今でも結構謎なまま。日本のテレビまんがはいわゆる中割の絵を見分けられて枚数を数えることができるのに、トムとジェリーはそうでないのは1コマ2コマ撮りと3コマ撮りの差というのは割と早めにわかったんですが。て、そんなの考える子供だったんだなあ。
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