忍者ブログ
「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
[1] [2] [3] [4] [5] [6
2018/11/07 (Wed)
高田京極対談@日比谷から一旦神保町ブックフェスで美味しいもの食べて夕方には下北沢。
『幽』誌上でちょっと前から始まったこの三人時評、名だたる書評家解説紹介ライターさんたちなので取り上げる書物も解析も記事もいいのはもちろん、それに怪談実話にたいするそれぞれのスタンスの差が加わって大変面白いページで真っ先に読むのですが、一度生でこの三人の会話を聞いてみたいと思ってたところにこのイベント。行かないわけがない。

客席にあちこちのイベントで見る顔や作家さんたちも。
取り上げる本や、どう評価されたかは次の『幽』で読めるのであまりメモなど取らないまま楽しく拝聴しましたが、三人が三冊ずつ選ぶのに真っ先にかぶったのが吉田悠軌選「ムー実話怪談「恐」選集」というのが面白い。かぶり過ぎなので朝宮さんは別の本にしたとのことでした。

雑誌ムーの投稿怪談そのものが30年以上に渡る歴史を持っていて、最初のうちは「落ち武者が…」「先祖の霊が…」という当時のありきたりなものだったのに、中にある説明のつかない不条理とも言える体験談を主に採用するようになってからは投稿自体そういう話が増えていったのだそうで。
今の怪談実話の原点と言えるのは1990年「新・耳・袋」1999年に復活、続刊発行されるまでの間は「超怖い話」シリーズがつないで、21世紀になるころから今の怪談実話の盛況に至るというのが書籍上の歴史。
並行して映像の方で小中千昭・鶴田法男による「ほんとうにあった怖い話」1991(当時はやったオリジナルビデオ。1992テレビ朝日ドラマ「本当にあった怖い話」2004以降のフジテレビ「ほんとにあった怖い話」とは別)や「戦慄のムー体験」1994があって、のちの実話でないもののかなりそれに近い感じな怪談映画『女優霊』1996そして『リング』につながるという歴史があるのですが、その『戦慄のムー体験』はまさに書籍と映像の結びつけをしていたのだなあ、と。朝宮さんもおっしゃってましたが映像で見たあの話のもとの投稿がこれだったのかと。
本来怪談は(怪談によらずだけど)文章が良いものがいいのであって、実話であろうと虚構であろうと関係ないとする門賀さんと、多少の整理や盛り付けはあっても、あくまで実話であるべき。日常にひび割れを起こすことこそが怪談実話の良さと語る朝宮さんの激突は生で見たかいがありました。

ちなみに自分でいうと、読者としては朝宮さん寄り、映像というところで怖いものを作ろうとしてる実作者の立場でいうと門賀さん寄り。怖くするために実話っぽい感じが有効ならいつでも使う、というところではあります。
ともかくもこの公開収録、大変面白かったので、定期開催していただきたいですね。場合によっては『幽』の刊行ペースより早くして公開収録でなくなってもいいです。

PR
2018/11/05 (Mon)
毎年10月末は神保町古本祭り。
もちろんそこにも行って、あれやこれやと食べたのですが、それはまた機会あれば、ということで。
土曜昼に神保町、夜に某所でちょっとした(のはずが意外に遅い時間まで)の飲み会のようなもの。その後阿佐ヶ谷に、とだんだん西に移動して深夜はこのイベントへ。

若手芸人さんが怪談語りの人たちを呼んで怪談を聞こう、というイベントらしいもののオールナイトの三回目。1回目は気が付かず、かな。二回目はたしか広島国際アニメフェス期間で見られず。今回はゲストに西浦和也さんも入ってるので、これは行かねば、と。
ゲスト4人が前半後半で二人ずつ。まず西浦和也さんとらせんa.k.a上里洋志さん。

西浦和也さんはある呪いのものの話。類話あるけどちょっと展開が独特。
らせんさん、初めて聞くのですが本人がいろいろ体験する方で。南国の実家地方での話というのがその習俗含め体験者ならではの話。

後半のゲストはいたこ28号さん、吉田悠軌さん。
いたこさんの変な画像、動画がもう変。前にも聞いた話だったけど、すっごく久しぶりのもあったな。

次も都合合えば行こうと思います。
2018/10/17 (Wed)
おなじみの怪談トークライブ。

今回は映像もあり、映画秘宝・田野辺さんの語る話もあり。
ここ数回の中では一番ちゃんと怪談したのだけど、怪談が始まったのが4時過ぎだったのではじめてのお客さんが何人も帰られてしまいました。
それなりに話してたので今までほぼ最長の6時半ぐらいで終会。もう少し早く怪談始まってれば帰らなくて済んだかも。初めて来てあれだともう来ないかな。
2018/10/10 (Wed)
多分初めて来た夕暮れの総武線平井駅から徒歩十数分、平たい町並みにやや不釣り合いな今風の建物が。
今回の怪談社の公演はこんな大きなホールで。

出演
牛抱せん夏
大島育宙
上間月貴
京極夏彦
糸柳寿昭
吉田悠軌

怪談系イベントではめったに見ることのない人の名前も入っております。
そのおかげもあってか怪談ファンだけでなく妖怪系イベントでしか見ないお客さんも多く、ホールは満員、当日券なし。
第一部は二人ずつ登壇してそれぞれが怪談語りあるいは朗読。
それぞれの持ち味がよく出ているようで……て、四谷での公演で一度聞いた『最後の怪談者』また聞けるとは!
第二部は大島さんをMCにして全員でのフリートーク。
「みなさん取材はどうされてます?」
「自然に」「会を開いて」「あちこち行って」「取材なんかしませんよ。小説家ですよ。小説書くときにだって取材したことない」
「幽霊はいるとおもいますか」
「ながくなります。まず幽霊の定義しないと」「どちらでもいいんじゃ」「いたら面白いかなくらいな」「いませんよ。今日聞いた話でもあれもこれも別に幽霊でなかったじゃないですか。それでも怖い。怖いかどうか、怪談かどうかに幽霊がいるかいないかは関係ないんです」
「最後にお一言ずつ」
「またきてね」「この世に不思議なことなどありません。でも、あの世にはあるんです。あの世とはフィクションです。この世とあの世をつなぎ、不思議なことを見せてくれるのが文芸であり話芸であり怪談会なんです。みなさんも不思議なことを体験するためにこういう会を続けて盛り上げていって下さい」
そうですねえ、映像でもそういう事ができたらいいな。

終演後、お客さんをお見送りに登壇者が全員出てきてて、時ならぬサイン会握手会ツーショット撮影会と化しておりました。楽しゅうございました。
2018/10/09 (Tue)


いつも革細工用の材料や小物買いに行く店のすぐそばで、『新耳袋』『九十九怪談』の展示が行われてます。


映像化の台本などや中身は見られないものの取材メモなども。


珍しいのは著者校正の朱入れずみ。
こう直してるんだあ。
トークイベントもあるとのことですが、なにしろオールナイトで新耳袋トークのあとの午前中ではないですか。流石にそりゃ無理。
■ HOME ■ 次のページ >>



1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
Designed by TKTK
PHOTO by mizutama



忍者ブログ [PR]