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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/05/02 (Thu)
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2022/10/13 (Thu)
平山夢明の文章だったかで、『エクソシスト』『ゴッドファーザー』は笑えない。ユーモアがないとかじゃなくて見る人をほっとさせるところがないというか、笑える隙を作らない。それで怖い、てなこと書いてたのがあって。大抵のホラー映画は怖がらせる場面のほかにそういうのをつくっていたり、それとは別に作り手は本気なんだろうけど笑える画面になってることもあったり。
Jホラーの当初『女優霊』『リング』はそう云う路線目指してたんじゃないかなあそれを逆手に取ったのが『呪怨』で、なんてことからもう20年。近年の日本のホラー映画はわざとおいおいと突っ込みたくなるような展開入れてきてるんでしょうか。

今作はその方向がまた他と違う方を向いてるようで。まだネタバレに気を使ったほうがいいのかな、ごく最近公開された海外のホラーと似た方向を向いてたのがたまたまなんだろけど面白いといえば面白い。映画としてはそれがはっきりしてからの緊迫感はなかなかいいと思うんですが。”それ”の動きはちょっとなあ。話としては大人だけでなく子供でも構わず犠牲者になる辺りなかなか思い切った部分もあるのにその造形と動きに目が行ってしまって、もったいない感じもしました。

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