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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2018/05/18 (Fri)

原作のコミックはかつてすこし読んだことがある程度、アニメ化されたものはたしか忙しい時期で全く未見。一昨年前編が舞台化されたときもなにか忙しくて行きそびれて、その時も出演されてた置鮎龍太郎さんにとにかく面白いので次は是非と言われてた舞台、やっと完結編で行ってこれました。
この劇団が面白いのは前に獄門島を見てわかってること。その時も三時間という長い時間。とはいえあの原作をほぼまるごと、トリックまでちゃんと再現しててすげえなあと。
今回も仕事の都合どうなるかチケットどうなることかと思ってたら、ぽかんと開いた時があり平日で当日券にも余裕がある時だったらしくすい、っと入れました。
そういう前置きはさておき。
前編見てなくても冒頭になんと20分もかけてダイジェストを再演してくれた上での本編の始まり。もうそこからが怒涛の4時間。

舞台に登場する人たちも50人規模、敵味方だけでなく複雑な人間関係に剣術者がそれぞれ奇異な武器を操りあれよあれよと話が意外な方向に広がり、かなーり人が増えたあたりから休憩挟んで後半はそれぞれが見せ場見せつつ見事に退場していく最後の最後までいろんな気もちと運命とが予想外でありなからなるほどそうしかならないという何という物語。これこそがまさに時代伝奇ものの面白さ。ここまでちゃんと伝奇だったとは知らず、何かのおりにちゃんと原作読まねばと思いました。そしたらこの舞台また見返したくなるだろなあ。
いまでこそ書店で時代小説コーナーが常設されるようになったとはいえ、やはり伝奇物は少なく、それでも一時はこのまま時代小説は滅びるのかと言われてた頃、隆慶一郎が流星のように駆け抜けたあとに伝奇の後継者はこんなところにもいたんだなあと全く自分の不明を恥じる次第。
舞台中盤、不死者の主人公がたどる運命が平井和正ウルフガイシリーズにもあったものの引用にも思えて、そういう組み合わせ方もまだ他にもありそうな気も。
カーテンコール、勢揃いした出演者の真ん中で劇団主催者であり演出であり主演である関智一さんが原作30巻やりとげました。だれが望んでたでしょう、おれがやりたかったの!というのが印象的。
舞台はまだ来週火曜22日まで、抽選になるかもですが当日券出るようなので行かれる方は是非。数々の異様な武器による殺陣だけでも損はないですよ。


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