忍者ブログ
「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
[1947] [1946] [1945] [1944] [1943] [1942] [1941] [1940] [1939] [1938] [1937
[PR]
2024/05/02 (Thu)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2022/12/02 (Fri)
以前何回か公演を見に行った関智一さん主催の劇団、今度はマジンガーZ。

マジンガーZといえば連載開始時まだ小学生だった自分はちょうど少年ジャンプを毎週読んでて1話からそりゃあ引き込まれたものですよ。

割にすぐにTVアニメも始まり、マンガとは違うところがあるなとは思いつつもデビルマンほどの差ではないのでそれほど気にせず。今回の舞台は題名からもわかるように、そのマジンガーが完成して動き出す、1話までのお話ということでスター・ウォーズで言えば『ローグ・ワン』なわけですね。
くらいな前知識でいたらのっけから兜十蔵博士もドクター・ヘルもまるでマンガそのままのような容貌で出てくるし兜剣造は改造手術前から。あら、原作では殆ど触れられない兜甲児の母親、兜刀子がこんな活躍するとは。旧姓が鎧というのもこの世界っぽく、そこからさらに舞台の主人公となるのはマジンガーZを建造する工務店の人たちで社長が盾矛次郎とまで。要所要所に活劇も盛り込まれながらマジンガーZの武器がなぜああいうものになったのか、そもそもパイルダーが合体するというのはどこからの発想だったのかとか、光子力研究所との関係、あしゅら男爵やピグマン子爵誕生の謎まで、もちろん笑いも泣かせもたっぷり。

何より盛り上がるのはラストですよ、ちゃんと一分の一で作られたホバーパイルダーに搭乗、上昇してのパイルダーオン。夢でも見てるかのような舞台。
アニメの仕事に就いて、かつてテレビアニメ版の制作に携わった人たちと仕事できたりしてるだけでも小学生の時には考えもしなかったことですが、今回の舞台はまたそれとは全然違うものが。

以前この劇団で見た金田一ものとか『無限の住人』とかがその舞台での再現度にびっくりしたものですが、この原作が好きなんだあ、というファンレターが実体化したかような、その好き度合いが半端ない。
公演後のトークでほんとは二年前にやるはずだったのがコロナでここまで延期になって、するとちょうど原作から50周年となりしかも公演中にテレビ放映開始日の12月3日を迎えることになるという偶然とは思えない事になってるとこのことで。4日の最終日は満席らしいですが、それまでは当日券も出るようです。マジンガー好きな人にはぜひ見てほしいですね。

それにしても超合金の機械獣のフィギュアほしいなあ。

PR



1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
Designed by TKTK
PHOTO by mizutama



忍者ブログ [PR]