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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/05/19 (Sun)
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2020/12/14 (Mon)
森永理科さん演出の月蝕歌劇団の舞台、これで三本目。
今回は安倍晴明が主役で。

当然、敵役は芦屋道満なのだけど、それだけにとどまらないのが月蝕らしさ。
近未来で第二次日米対戦をもくろむ軍人やら蘇るエジソンに作られる人造人間鉄腕ハルやら。
だんだん劇団員さんも覚えてきました。

いつもの板橋のカフェ百日紅絡みで知遇を得た川井瑞江さんは清明の母すなわち狐役、劇中ほぼ最強なんではないかしら。
もうひとり、おなじみ劇団廻天百眼の紅日毬子さんは正体不明車椅子の天才少年科学者カリガリ博士役。原型としては『博士の異常な愛情』ストレンジラブ博士、なんだろうけど、丸顔金髪ときて『ファントム・オブ・パラダイス』のスワンに見えてきて、そもそもこの演劇再演ですらないどころか初演はかなり前のはずで、その時は一体誰がこの役を演じてたのか想像がつかないくらいのはまり役。元の作者高取英さんが亡くなられたいまでは叶わぬことだけど、このキャラクターのスピンオフを見てみたいくらい。
歌も踊りも殺陣もあり、あやしい式神や狐たちも跳梁跋扈、舞台ならではのごった煮を十全に楽しめるこの劇団また次の公演も楽しみです。
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