忍者ブログ
「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
[20] [19] [18] [17] [16] [15] [14] [13] [12] [11] [10
[PR]
2024/04/24 (Wed)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2017/08/24 (Thu)
帰省から戻り途中岡山で降りた目的はこちら。
http://www.city.setouchi.lg.jp/museum/tenjinitsuite/index.html





岡山在住で妖怪系文人の化野燐さんがトークする日もあるというので知ったのですが、この美術館が岡山駅からちょと距離ある場所。赤穂線は何年か前に備前長船刀剣博物館に行くとき乗ったなあ、最初はSuica使えなくてまごついたことが。今は途中までとはいえ使えるようになってました。美術館へのバスの乗換え便利案内も公式サイトにあるし、安心して邑久駅からバスで牛窓、美術館のある瀬戸内市役所牛窓庁舎へ。立派な建物。

でかでかと看板が。

古いもののようでもありモダンなデザインも取り入れてる脱活乾漆という技法で作られた妖怪像たち、作者の武本大志さんはまだ31歳とか。どれもリアルな大きさで、それぞれが内側からあふれる迫力があるのに、唯一の人間である(世はいえ能面をつけててとても厳かに怖いのですが)滝夜叉姫を囲んでる配置、それに気がつくと結界の中に足を踏み入れたようで。あとで学芸員の方から教わったところによると滝夜叉姫が妖怪たちを召喚したということでしたが、その囲んでる妖怪たちの目線が全て中心の姫に注がれてるところはつい最近見た『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』で邪悪な古代エジプトの王女が復活しないよう囲んでる神像たちと同じ配置、ひとりで怖がってました。
もう一方
お化け人形師の中田市男さんは91歳、お化け屋敷の人形を作り続けて80年というこれもすごい組み合わせ。点数は多くないけれど要所要所にお化け屋敷の雰囲気を再現した配置となっており暗めの照明と合わせて雰囲気抜群。というか、暗い迷路のお化け屋敷内でなく広い展示室内の隅に佇んでるお化け像があれ程近づきがたいものとは思いもしませんでした。


4階にある美術館の入口外からは瀬戸内の海が見え、ちょっと行ってみようかと思ったのに雨がぱらつき始めてきたのでそのまますぐのバスで駅へ向かいましたが、また来ることもあるでしょうか牛窓。
PR



1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
Designed by TKTK
PHOTO by mizutama



忍者ブログ [PR]