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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2019/09/18 (Wed)

まるで架空の話かと思ったら、一応は三国志のどっかにあるもののアレンジとのこと。
近代を舞台にすると庶民の生活の中に深い情感もたせたりするこの監督、時代物武侠物となると毎度新たな映像美で魅了しようとするわけですが今回は『满城尽带黄金甲 王妃の紋章』2006がキンキラ絢爛豪華だったののモノクローム版かな、と思ったらそんなに外れてなかった。
最近結構いろんな映画で見た主人公の鄧超ダン・チャオ、都督とその影武者の二役を貫禄ついた演技。三国志の周瑜がこれになってたのかあ。敵対する将軍が胡軍フー・ジョンで、やたら強い。関羽が元だから当たり前だったのか。関平に当たる息子も重要な役柄。この強い将軍の矛(?)をどう破るのか、から開発するのが刃のついた傘。飛び道具にも防具にもなり、移動手段としてまで使える。これが一対一の対決だけでも美しく撮られるのに、集団戦にまで使用されて、よくもまあこんなこと思いつくな、からそれを白黒の映像に落とし込む技術とセンスの高さにまいりました。
ちょっと余分なこと。最近また香港の市民運動が話題というか大変なことになってますが、この刃傘の集団が来たときには数年前の雨傘運動のことを思い出してしまい。この監督はオリンピック開会式の芸術監督やってるくらいだから反体制な訳がないのに、これはどう受け取ればいいものなのかなあとか。
でもなんんというか『满城尽带黄金甲』や『十面埋伏 LOVERS』でもそうだったけど、スケール大きくなりそうなとこを割と小さい人間関係のドラマとしちゃうのね。大抵のスケール大きい映画もそんなものなのかもしれないけどこの人のは特にその落差が気になるような。
都心部でないところのレイトに近い回の上映とはいえ、この映画をほぼ貸し切りで見られたのはあまり嬉しくないなあ。面白くて綺麗で豪華ですよ。
本体と影武者、ということについては数日後『アス US』で同じようなテーマのものを見るのでした。ぜんぜん違うようでも意外に共通点がある気もする。
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