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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2019/09/20 (Fri)

前作『ゲット・アウト』は社会派なのかなんなのかよくわからないまま見に行ったら、恐怖の源泉がバ科学ホラーで結構楽しくなってしまったのですが、根本は社会問題なのだということは理解しております。
で、今作。バカンスに来た黒人一家に自分たちとそっくりな四人組が迫る。というあたりは不気味でいい感じ。でもその四人が、超常現象的なものであれ現実に存在しうるものであれ、何かの暗喩なんだろなあというのが最初から匂いすぎる感じ。起きてる現象は怖くて、その拡大も『盗まれた街』とスラッシャー物が合体したようでわくわくぞくぞく。
そっくりさんたちの正体がわかりそうになる辺りも、映画としてはちょっと変なのりになってきて悪夢のようで面白くはあるのですが、あー結局暗喩なんだなあと言う感も強くなり。
貧困、民族、人種、国境、どれも大事な問題。それを訴えるためというのがこの監督の原動力になってるのはわかるし、リアルに問題を丸出しにするよりホラーのほうが訴える力がある場合もあることもあるし、ヒットしたホラーは何かしらそう言う下敷きがあるから一般の人に広まり心に残るのだというのも過去の例には多い。そうでばかりでもないはずだけど。
この監督の手腕による社会問題あまり関係ない純粋なホラーが見たいというのはないものねだりなのかなあ。
そのわりに、冒頭から置かれてるホラーの枠組みに沿ったどんでん返し的なラストは、かえってありがちな展開に見えてしまう気がしたのでした。ほんとはその奥が怖いんだよ、と言われてもね。
関係ないけど、ジョーダン・ピールて名前、どうしてもジョー・ダンピールと覚えてしまう。吸血鬼物撮ってくれないかなあ。
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