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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/05/08 (Wed)
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2022/12/14 (Wed)

翻訳家脚本家SF考証などいろんな顔を持つ堺三保さんが十数年前にアメリカに映画留学したのはすごいことで、その成果の一部は三幕八場構成などを基本に脚本のノウハウを伝えるという講座も開いてらしたので受講してたことがありました。
その堺さんが留学中に作ったプロットをもとにクラウドファンディングで資金集め、アメリカで撮影した約20分のSF短編映画が『オービタルクリスマス』
世界中の短編映画祭に応募し、かなりの成果を上げているとのこと。なんとその映画を池袋のグランドシネマサンシャインの大スクリーンで上映しようというすごい話でこれはぜひとも見に行かねばと。
サンシャインの中でも結構広い箱がかなり早めに埋まっていき、さすがの顔の広さといいますか。いくら快挙でも短編一つの上映だけというわけでもなく、トークも有るらしいとのことくらいの情報で当日行ってみると、上映前に堺さんとは長くSF系トークイベントを催されてて今作のノベライズも手がけられてる池澤春菜さんがいろいろ場内アナウンスを。最初の上映は英語版で、なんと字幕なしと衝撃の発言されてさて上映。インディペンデントな短編で宇宙を舞台にしてるので合成画面もCGも多い映像でしたが大スクリーンで遜色ないもの。始まりこそ『冷たい方程式』か、と身構えさせるものの、いかにもクリスマス・ストーリーらしいものになり、今の時期に上映するのはぴったり。
堺さんとスタッフによるトーク、メイキングの上映、中島かずきさんやクラウドファンディング担当者の人、このために帰国した在米日本人俳優さんによるトークと続いたあと吹替版の上映で締め。吹き替えは藤原啓治さんのほぼ遺作とのことでした。
プログラム全て終わってほぼ満席の客席見ると、ちょっと年齢層高め、いろんな業界の関係者がたくさんいるようでした。

場内では一般客は撮影禁止だったのですがロビーでは堺さん自らお客さんのお見送りに。
オタクの夢をかなえた、いい笑顔。

あっというまに堺さんの撮影会場となってました。
次回作も楽しみにしております。長編も。

土曜から日曜にかけて香港、短編アニメーション、SFとインディペンデント系映像を映画館で見るというのが続きました。こんなこともあるんだなあ。
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