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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2019/12/27 (Fri)
限定上映ながらロングランして、池袋でもやってたというのは知ってたんですが、なかなか寄る暇がなくて。それでもポスター見る限り可愛い絵だしなあ、そのうち見られればいいかくらいに考えてたら、その池袋での上映を見た東映アニメの若い(主に女性)スタッフから評判を聞いて、なんかそれだけでではないみたい、とまだ上映続く恵比寿の写真美術館まで行ってきました。
これが大傑作。

冒頭、森が開発され追い出される黒い子猫が流れながれて都会に、くらいまではふ〜〜ん、シンプルなスタイルだから動かしやすくていいねえ、位にほんわか見てたのが、メインタイトル後から一変。都会の人間の怖さが遠慮なしに出てきて、更に特異能力の持ち主が出現。あっというまに現在の都会に生きる妖精精霊たちの見事な中華ファンタジー活劇映画となっていくのです。
『NARUTO』あたりからの影響を受けながら自己のものとしたアクションの見事さ、アニメーションとしての動きもさることながらその見せ方、演出の切れ味の良さ。色んなタイプの技が次から次に出てきて、しかし余計なセリフはしゃべらないので説明抜きに攻防を見るばかり。そっかしこに挟み込まれるギャグのタイミングも秀逸。そしてまあ、ストーリーもいい。中盤ののんびりしたロードムービー部分もテンポは早いし、大都会でのクライマックスはすごいすごいなことばかり。巻き込まれた一般人の脱出などかゆいところにも手が届くし。中華な人には説明不要のナーザの登場もなるほどこう来たかと。東映若いスタッフはピンときてなかったらしいので、封神演義にも出てきたはずの人ですよと。中華ファンタジーの厚みを感じさせられますよねえ。
字幕ではキャラクター名がカタカナなので、パンフも買ってきました。

いろいろ見てて飽きないし、本編もあと10回くらい見たいなあ。
現代の都会の真ん中で炸裂する中華妖術活劇て、菊地秀行作品の映像化に最も近い位置にいるのではないかしらん。
今年のベストワンは『ディリリとパリの時間旅行』かと思ってたのに、年末に来てこっちが上に。実写も面白いのたくさんあったのにねえ。
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