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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/04/20 (Sat)
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2022/08/18 (Thu)
1985年から隔年で17回つづいた広島国際アニメーションフェスティバルがコロナでオンラインのみの開催となった2020年で終りとなり、その後はないのかなあと思ったら運営形態がいろいろ変わって新しく広島アニメーションシーズンとして開催されてます。

会場は前と同じアステールプラザ。ちょっと違うのはここだけでなく他の2つの映画館でも上映があること。時期も8月と変わらず。広島なんで8月に、学生さんは休み取れるしというのはわかりはするんですが、暑いんですよねえ。しばらく前からはじまった新千歳の国際アニメフェスが11月の連休で、交換してもらえないものなのかしらん。

プログラム類は二分割されて薄めになってます。まとめて入れるトート付き。

会場内の特製売店。ASIFA国際アニメーションフィルム協会との連携なくなったので関連物販はなく、というかアニメ関係すらほとんどなくてかといって飲食系も少なく、何故か木製工芸品が多く並んでます。

初日のプログラムは一応朝からあったものの海外特集上映などはなく、中ホールも二日目からでほぼ夕方の開会式からコンペが実質的な始まり。明日からはよく選ばないと会場を行ったり来たりだけでもちょっと大変みたいです。まあのんびり見ますけどね。

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2022/04/24 (Sun)
今年はオンラインはなく現地上映のみらしいですね、見てきました。

立体コースはみんな初年度らしいとのことですがなかなか高レベル。

立体に比べると平面コースは展示が地味になるのはしょうがないのですが

一番奥に急逝された大橋学さんの展示。
結局ちゃんとお話する機会なかったなあ。

2022/04/05 (Tue)
2月19日に開催された 日本映像学会ショートフィルム研究会オンライン講演会<草月から次世代へメタモルフォーゼするアニメーション「グループえびせん」と80年代のアマチュア・アニメーションの隆盛>の記録誌が送られてきました。

結構なボリュームとなっております。
4時間以上話してましたからね。
以前、日本アニメーション協会主催の上映イベントイントゥアニメーションの1コーナーで、グループえびせん誕生のきっかけとなった1978年の第一回アニメーションワークショップについて当時の講師だった古川タクさんたちも交えてのトークがあったのですが、どこかで映像記録はされてるはずなものの、文章などになってないので今回のはそれだけでも貴重かと。ワークショップ後の80年代自主アニメ全体のことにも多く触れてるし。2017年のえびせん上映会の記録音声も一部ながされ、庵野秀明がいかにそこから影響されたかが本人の証言としてあるのも、一読の価値はあるかと思います。

2022/03/15 (Tue)
TAAFでは上映だけでなく、展示も見てきました。

場所はとしま区民センター。
功労賞部門の展示。

小さな学校でご一緒したことのあった保坂純子さんは人柄が忍ばれるやさしい人形とともに。

宮本貞雄さんと大塚康生さんはならんで。

宮本さんとはちょっとの間だけ同じ部署にいたことがるのでした。お元気かなあ。

2022/03/14 (Mon)
TAAFではだいたい毎回そうなんだけど、長編コンペはパスして短編プログラムのみ見てきました。


会場のもとシネマサンシャイン、こんなふうになっております。
結構面白い場所なのかも。


以下好きだった作品
短編スロット1
『死神とワイン職人』18分と短編としては長め、映像は濃い目、それ以上に話が濃くて普通に昔話、おとぎ話みたいなのかと思ったら『パヒューム ある人殺しの物語』を思い出すようなことに。
『新・三岔口』京劇の題目をリファインしたもの。造形も動きも京劇の取り入れ方がうまい。
『ゴールデンアワー』ほんとに『映画大好きポンポさん』みたい。キャラや動きが日本で受け入れられやすい感じ。
『トリオ「ザ・独唱者たち」』三人の婆さんが主人公で『ベルヴィルランデブー』みたい、とおもったらあれよあれよと。一応ちゃんと女性を抑圧する社会問題を扱っておるのですが。

スロット2
『乾いた海』何か比喩かと思ったらほんとに乾いた海を舞台にして。話はよくわからないままだったけど砂嵐とかすごいんですよ。
『気まぐれな雪』これも話がいまいちわかんなかったけど極寒地方の映像がいい。
『砂漠の方舟』これは比喩的な船。画面分割を巧みに使った映像が嫌味なく人生の意味を語るのにとてもいい塩梅。

スロット3
『蠢く羽音』なんかの比喩かもしれないけどストレートにホラーとしてなかなかな。
『夜の番人』アダルトな感じですが画面の雰囲気がかなり好き。オチが違ってればもっと良かったかな。
『予期せぬ出来事』精神的ななにかの比喩としての幻影が、『ベルセルク』の触みたいでしたよ。
『ルイーズ』これ何かのきっかけでオンラインで前に見たんだったなあ。ドガの絵みたいな踊り子さんたちの舞台裏。これもまあ女性問題提起なんだけど、映像と演出が見事。

この手のコンペ、に限らず海外短編といえば戦争に関するものがかなりの割合だったのが、今回のここでは(少なくとも正面から扱ったのは)『語らない思い出』だけで、普段ならうむ〜〜と思いながらも見ていくだけなものが、今この時期に見ると違った生々しさを感じられるものですね。


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