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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2019/08/20 (Tue)


日本アニメーション協会で知り合った若見ありささんによる企画。上映とワークショップ。
公式サイト
上映は
A:言葉あそび、素材あそびなどの「アニメあそび」
B:不思議な出来事やドキッとする「まかふしぎ」
C:ともにいきるいのちの多様性と神秘について「いのちのはなし」
さらにワークショップで作った作品の上映。
「まかふしぎ」に拙作『白い手』を選んでいただいたので、YouTubeにアップしてあるものではあるけど久しぶりに観客の反応を見たくて行ってきました。
先月に怪談を聞きに行った会場での上映はどの作品も年代を問わずよく選んだなあという作品ばかり。お客さんも割とちゃんと入ってるので安心。もちろん親子連れが多くて、「まかふしぎ」では子供が怖がって出ていくこともありました。『白い手』では最後ちゃんと笑い声が出てよかったなあ。
驚き盤や手書きなどの部屋と、クレイアニメの2つの部屋のワークショップも大盛況。特にクレイアニメは事前予約申し込み必要で、二倍の数が来て抽選だったそうな。
透明なアクリルに書いたコマ仕立ての驚き盤が蛍光灯のトレス台上で回転させると光の明滅の周期と相まってちゃんと動画に見えるというのはなるほど、どこかでやってたものなのかな。
クレイアニメの方は大田区所蔵の絵画をもとにセット組んで撮影するというもの。洋画から浮世絵まで。どれも楽しそう。


上映作品の原画や人形、切り紙などの展示もありました。
大田区は所蔵する美術品があるのに美術館がないのでこういうイベントもなかなかないんだそうです。その親子も楽しそうで、ぜひ毎年開催してほしいものと思いました。
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2019/07/09 (Tue)

以前から海外より作家を招いての上映、レクチャーを続けていた藝大大学院映像研究科。なかなか異タイミング合わず行けなかったのですが、今回やっと。
クィアって、耳慣れない単語ですねえ。もとは『奇妙な』『風変わりな』という意味からセクシャルマイノリティへの侮蔑語となったのに、逆に肯定的意味合いで広めてきたんだそうな。
90人の席は満杯。

自分で作品にすることはないし、そう言うもののほうが娯楽だけのものより価値があるとももわないのだけれど、プロパガンダにアニメーションは大変有効であることを再認させられます。ある種の抽象化で個別の問題にとどまらず普遍的な広がりをもたせられる。実際にセクシャルマイノリティの人たちのインタビューをもとにアニメーション映像をかぶせていくという作業だけででもですよ。
ミニレクチャーでの松下千雅子名古屋大学教授のお話も興味深いもの。一見そうは見えない作品からもクィアのメッセージを読み解くクィア・リーディングという手法もあるそうなんですが、作者が意図したかあるいは作者本人がセクシャルマイノリティだったかどうかではなく、作品そのものだけから読み解くという手法もあるというところ、クィアに限らずですよね。
2019/07/03 (Wed)
去年公開した、坂本サク監督が一人で作る長編ホラーアニメーション映画『アラーニェの虫籠』、クラウドファンディングのどのコースにしてたか覚えてなかったのですが、Blue-rayが届きました。

サントラCDやブックレットもしっかり。
先月にはザグレブやアヌシーといった国際アニメーション映画祭で上映、好評だった模様。
今週末6日土曜にはゲーマーズ秋葉原で発売記念イベントもあるようです。
まだご覧になってない皆様は是非。

2019/06/25 (Tue)

JAA日本アニメーション協会、年に一度の総会と懇親会。年々会員数が増えて、もうすぐ200人にも達しそうな勢いですが基本は親睦団体なので、数年に一度合同上映イベントをやる以外にいろんな会員が一堂に会する機会はこの総会と、忘年会だけ。

懇親会では料理もたくさん。

若手から超ベテランの方々まで。まだ上映会は先のことなので、次は忘年会でお会いしましょう。

山村浩二さんの紫綬褒章を祝ったりもしましたねえ。
そうそう、喫煙所でとある超ベテランの方から航空公園で撮れたUFOらしき写真や、宙を飛ぶ白蛇にしかみえない不思議な白い光のような煙のような写真見せていただきました。その後運が良くなったのだとか。
2019/06/10 (Mon)


日本の短編アニメーション総合情報サイト<tampen.jp>主催のイベント。
二部構成で、
<第一部>「実験アニメーション」の歴史再考ーー前衛映画から3DCGまで 登壇:田中大裕(弊部編集長) 「実験アニメーション」の表現や美学の変遷を歴史的に概観します。

<第二部>ロトスコープとは何かーーロトスコープの美学的再考登壇:岩崎宏俊(アニメーション作家 / 美術家)「ロトスコープ」というアニメーション技法について、表現の変遷を辿りながら、作家自身の実践も参照しつつ、その前衛理論的な射程を考えます。

 

というわけで結構長丁場。これが割に聴講者の人が多くて、追加の丸イスではちと辛かった。
実験アニメーションについて飛び飛びに個別の作品はそれなりに知ってても系統建てたり年代別に整理しては考えてなかったとこもあるので、知らない作家もいたりしてお勉強なりました。初期の人たちは現像などの技術的部分も駆使しての表現なのでアニメーションって意識なかったし、そもそもアニメーションって何?とまた定義が難しくなるような部分も。

ロトスコープもその始まりはアニメーション作画の技量の不均衡を補うものとして開発されたのが、それ自体を表現にという変化があるとか。
そういえばちょっと前に写真美術館で見た展示、初期の写真は絵画の補助として開発されたというのも思い出したなあ。

どちらも美学、美術史などの見地からの研究ということらしく、こちらには耳慣れない言葉を使ってのまとめとなってました。だいたい意味は伝わった気がする。ロトスコープはもともと装置の名称だったのが技法の名前となりましたが、実験アニメーションは、もっといい言葉ないのかなあ。それはTVアニメもCGアニメもそうなんだけど。アニメーション自体が定義難しいところからするとそう簡単ではないのでしょうが。


あと、レジュメの無断引用はしないで、とかなり何回も言われてたけど、出典を明記した批評のための引用なら普通の研究ではオーケーなんではないかな、とか。
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