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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/04/25 (Thu)
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2020/02/17 (Mon)

あれはいつだったか、大泉学園の東映撮影所の社食にいったところ声をかけてきたのが、かつて東映アニメーションでONE PIECEなどの演出助手だった川松くん。実写でホラーを撮りたいのですとその世界に行ってもう10年以上か。色んな作品の助監督をしながら『葬儀人アンダーテイカー』『丑刻ニ参ル』『我が名は理玖』などインディーズで何本も監督作を着実に続け。
て、なんで今ここに。と見るとその奥に清水崇監督が。彼とも『呪怨』より前の『学校の怪談G』からの知り合い。なんでもその新作に川松くんが助監督でその割と初期の打ち合わせだった模様。
その新作が『犬鳴村』とわかるのはもうちょっとあと。
その後、その二人主催のイベント『怪談とホラーの夕べ』がその手のものとしては珍しい赤坂で4回ほど開催。それがこの『犬鳴村』の宣伝イベントでもあり、ロケハンやらキャスティングやらの状況が少しずつ公開されてったのです。
有名な都市伝説「犬鳴トンネル」もちろん福岡に実在する場所で、実際血生臭い事件の場所でもあったりで、それを素材に映画とはどうなるのか。そもそもトンネルの奥に行こうにも塞がれてて中にも入れない状態、なのはその赤坂でのイベントでもわかってること。

見るとなるほどねえ〜〜!そうなるのかあと感心することしきり。
ユーチューバーという現代的なところからの導入に田舎の集落の閉塞感が重なってきてからの因習ホラー感。現代的な場としての病院ホラーも得意技として繰り出されるけど、とうにダムに沈んだはずの犬鳴村がしっかり話の中心に据えられて終盤はまた違うホラーのフェイズを。そこはホントはそこまでしなくてもという気もしなくもなかったけど、ある種の社会問題まで絡ませつつも表立ってしなくてフィクションの奥に忍ばせるのはああするしかないのかなあとか。
若い人が多い客席はちゃんと怖がってたようで、青年三人組のひとりが、20分位から怖くてずっと音楽聞いてた、というと、知ってた。音楽聞こえてたもん。と会話してるなど、製作者聞いたら喜んじゃうだろなあという会話もしてました。
映画の公開は始まったけど、またイベントもそれはそれでやってくれないかなあ。
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