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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2018/03/03 (Sat)

なんとまあ夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』が中国で映画化されるとは。しかも陳凱歌で。『さらばわが愛 覇王別姫』みたいに文芸系もありますが『PROMISE 無極』という華やかすぎるファンタジー活劇もある人。
若い空海役の染谷将太がだいたいいつもうっすら笑っててまさに夢枕獏人物。遡ること数十年前の阿倍仲麻呂の阿部寛も目だけでも演技してきてこの映画世界に違和感なく。ええとほんとは原作で空海とコンビで活躍してた橘逸勢に醜聞できえちゃった人が配役されてた覚えがあるのがすっかりいないことにされてるのはもともと脚本でそれほどの役ではなかったのか、編集でなんとかしたのか、とにかく本編中での空海の相棒はこれも若き白楽天で『長恨歌』書いてるとこ。で、その楊貴妃の死に纏わる話が本題となるのですがそこに行くまでも行ってからも黒猫がものすごい出番多い。中国題になってるくらいだからそりゃそうなんだろうと思ったけど予想より全然多く、しかも。
化け猫ですよ。
映画全部がもう化け猫映画。
それが唐の町で王宮で大活躍。何の出し惜しみもしない化け猫描写の数々。变化に鳴き声、影に幻術と多彩。過去の玄宗皇帝の場面も多く、こちらで酒池肉林とは文字通りまさにこれかあと呆れるほどの宴、こちらでもそれはもう華やかな舞台に衣装に幻想の数々。
もう一回書いてきますけど、その豪華さのを舞台の化け猫映画ですよ。化け猫の見せ型のパターン数えて分類するだけでも幸せになれます。
吹き替え版のみの公開で、けっこういい人もいるけどそうでもない人ももちろんいて、原語版では染谷将太がちゃんと中国語喋ってて達者らしいんでそれも見たい気はしますねえ。
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