忍者ブログ
「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
[1] [2] [3] [4] [5] [6
[PR]
2024/03/29 (Fri)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2022/11/17 (Thu)
主演の豊嶋真千子さん(毎週『ダーウィンが来た!』楽しく見てます)からご案内いただいて、見てまいりました。

下落合駅からすぐにこんな劇場があったんですね。

劇団すごろくは以前松本保典さんが在籍されてた頃などに見たことがあって、時代劇専門かと思ってましたが意外にそうでもないみたい。今回も現代でこそないけど、昭和初期しかも福岡県田川の炭鉱町が舞台。以前にも再演されてたこの劇団の人気演目のようですが初見です。

炭鉱夫から盲目の俳人となった緒方句狂は実在の人物で、この舞台の原案緒方賢一さんはその息子さん。俳人になる前のいかにも田川の炭鉱夫の身勝手な振る舞いにも関わらず気丈な妻、というところに緒方さんのナレーションで舞台が始まり、そのどれもが見事な筑豊弁。
田川には角銅原(かくどうばる)という地名があって、うちの祖父もそこの出身、そもそも北九州市でも西側の八幡の方はかなり筑豊なので言葉が近いのです。だけでなく、当時の彼の地の男はこんなふうだよねえ、ほんと身勝手で。しかし、この劇の題名はその奥さんの方なのです。どんなことがってもたじろがない気丈さと愛情の奥深さ。シリアスな方ばかりでなく、おそらく日替わりで色々ネタが違うんだろなあと思われるコントのような場面のお茶目さも楽しい。取り巻く人達もそれぞれ生き生きと描写されてて、配役もよかった。実家関連のことがいろいろ思い出されもして、忘れられない舞台となりました。
PR
2022/04/03 (Sun)
新宿シアターブラッツにて見てまいりました。
行く途中あれこのとおりこんなに人通り多かったかな、と思ってると新宿御苑へ花見に行く人達。
予約はすでに制限に達してるとのことで入場整理の人たちも大変そうでしたねえ。
で、お芝居。

主役の男性のお仕事がいまいち売れない声優、という時点で微妙に知ってなくもないあたりのことなので、リアルなとことそうでないとこがちょっと気になったりならなかったりで舞台に乗り切れなかったのは申し訳ない。ヒューマンドラマ的な話とは思うけどでももうちょっとコメディのとこが強くても良かったんではないかなあ。知人の渡辺シヴヲさんが、これまで見た中では一番普通の人の役を演じておられました。

2022/02/27 (Sun)


ザ・スズナリて久しぶりに来たなあ、前は何を見たんだっけ。

今回主演アリス役は虚飾集団廻天百眼の紅日毬子さん。血しぶきが飛んだり狂笑することもなく可憐な少女役ですよ。あまり広くない舞台に20人くらいの出演者が時々役を替えながらサーカスのように華やかに歌と踊りもふんだんに、なんとも楽しい雰囲気の舞台。なのですが。
別役実作品というものを知ってるつもりで実はちゃんと観劇したことはなかったというのを今まで忘れてました。これは手強かった。舞台の見た目は楽しいのに、話がさっぱりわからない。
わかるかどうかと面白さは必ずしも比例しないというのも知ってはいたつもりでしたが、また極端な例にお目にかかれたなあ。


2021/07/20 (Tue)
もちろん原作はあの夢野久作の。何しろ読んだのはもう半世紀近くも前になるのでどんな話だったかちゃんとは覚えてなかったわけですが、って、読んだ直後からそうだった気もするくらいの幻惑さ。映画も見たのはやはりかなり前になるわけで。それが舞台化、しかも上演時間2時間弱ですって?

これがほんとでした。すごくうまく短くしてるのはもとの戯曲を書かれた故・高取英氏の腕だったそうで、ほんとになんで存命中に月蝕歌劇団の公演見に行かなったのかなあ俺と何度思わされることでしょうか。

もちろんただの舞台化のはずもなく歌も踊りもふんだんに盛り込まれ人物の誰もがアングラ的に尖ってるのですが、これがあの原作と何ら違和感がない。こんなに小劇団と親和性高い話だったのか。時間も場所も行ったり来たりしてこんがらがっても舞台だと混乱なく進められるんですねえ。

その歌やそれ以外の音楽、音響が大変なことになってて、演出の森永理科さんがバンドもされてる影響もあるのかしらん。そしてスモークですね。こんなにスモークが効いた舞台は初めてかも。それを活かす照明が見事。

と、大変楽しい舞台を最初はチケット取りそこねてたのが追加公演のおかげで見ることができました。また次の公演も楽しみ。


2020/12/27 (Sun)
年内最後の放映の『ヒーリングっどプリキュア』38話いかがだったでしょうか。いわゆる日常回はこれでおわり、次回からは怒涛の展開のようですよ。で、例年だとクリスマス頃の回を担当すると次はもう新シリーズに移行するのですが、今回はもう一度担当回があります。いろいろお楽しみに。


怪談イベントで知り合った渡辺シブヲさん出演の本日までの舞台を見に行ってきました。

小学校の同窓会、で集まったはずの4人の中年男と謎の若い女性、舞台にあるのは謎のボタン。というところからのコメディであり✕✕であり。最後はああこの劇団だなあという落とし所。まあとにかく達者な人たちがどこからかわからないアドリブもかましながらの小気味いいテンポのやり取りが楽しい。若い女性は初舞台とのこと。これから人気出そうな人だったなあ。舞台公演はいろいろ厳しいご時世ですが次回も楽しみですね。
<< 前のページ■ HOME ■ 次のページ >>



1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
Designed by TKTK
PHOTO by mizutama



忍者ブログ [PR]