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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/04/19 (Fri)
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2023/03/14 (Tue)
コロナ禍始まりからちょっと落ち着いてきた頃からかな、その前からもありはしたはずだけど、公演回数が増えてきてる気がするのが朗読劇。とくに大規模でないもの。配信などにも向いてるですね。仕事したことあるかどうかは別として行ける機会のあるものはなるべく見に行くようにしてるつもりでしたが今回は『デジモンアドベンチャー02』でご一緒してた夏樹リオさんと、声優ではなく劇団ティンカーベル出身でいろんな舞台されてた迫水由季さんという異色の組み合わせ、迫水さんの舞台一度拝見したことがあり、その前くらいからなにかいろいろイベントでお会いしてたことあったので、また舞台観たいものと思ってたところのこの朗読劇はみるほかないでしょう、と行ってきました中野のバー。

原作がコナン・ドイルで『幽霊選び』晩年オカルトというか妖精や死後の世界に興味行ってたドイルなのでこのタイトルだけではミステリに行くのかそうでないのかわからないままという楽しみな観劇。

バーのドリンクメニューも内容に合わせたオリジナルカクテルが出てきました。
そのなかから「ルコブトリュクス」と「金切り声を上げる乙女」を。

どちらも美味しゅうございました。
さて、劇ですが。
割合元気のいい明るいキャラを担当することが多いのに、本人は怖い話が好きという夏樹さん。落ち着いたりキリッとした役が多くイベントも怖い系でお会いすることが多かったと思うのに本人は怖い話苦手という迫水さん。この二人の組み合わせでまさかの喜劇。これのどこがドイルなのかと原作がかなり気になりましたが終わってみるとなるほどドイル。お二人の芝居や声のバランスもよく、他の出演者の方たちのバラエティもあって、大変楽しい朗読劇でした。これで85分ドリンク付きはお得。夏樹さんは昨年夏にも中川亜紀子さんと二人芝居の怖いのを上演されてて、現地に行けなくても後で配信のを見せていただきましたがそろもよかったもので、またの機会を楽しみにしております。


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2023/03/05 (Sun)
以前から茂山あきら社中タンポポ会という狂言の教室の公演が年一回あって、声優の茶風林さん、水落幸子さん、肱岡拓郎さんらが出演されてるのを見に行ってたのですがちょっとお休みしてたのかな、久しぶりの公演は茂山あきら社中・タンポポ会、茂山茂社中・卯翔会、松本薫社中・浦和うとうと会、と三団体合同の狂言の会となりました。


お天気もよく。午前中からかなりの客席の埋まり具合。

全公演のうち三分の一くらい見ただけですが久しぶりの狂言、たっぷり楽しませていただきました。古い言葉でもよく聞いてれば意味はわかるし、何より軽妙さいい加減さがよくて、おいおいそこで落ちていいのその話、というのがほとんどなところが楽しいのでした。こんな楽しいのが無料でしかも国立能楽堂で見られるなんて、茶風林さんいつもお誘いありがとうございます。今回も酔っ払い役、すごい良かったです。

入場時に茶風林さん用の芳名帳に書いた人にはこんなお土産まで。

2023/02/24 (Fri)
新宿サンモールスタジオで以前も何度か行った東京AZARASHI団のお芝居見てきました。

小さなスーパーのバックヤード、店長店員他計6人でいろいろと人間模様もややこしいのに、落とし物のスマホの着信に出てみると誘拐犯から。警察に届けると娘をころすぞ。この部分だけでもサスペンスとして秀逸な出だしではないかと思うんですが、これは全体から見ればあってもなくても構わないほんの部分。ハラハラもするけど、クスクスから爆笑まで数々のおかしい場面が続きます。誰がなにをしようとしてるのか事態はどうなるのか、少ない人数をうまく組み合わせて最後はちゃんと収まるとこに収まるという、タイトルの意味もそこでわかるよくできたコメディでした。

前に怪談トークライブなどでご一緒してた渡辺シヴヲさん今回もお得意な役どころ。他の皆さんも三人のおじさんたちはこの劇団でいつも見る人達、客演の女優さんたちもぴったりでした。
木曜は祭日で満席だったものの、金土はまだかなり席があるそうですよ。

2022/12/02 (Fri)
以前何回か公演を見に行った関智一さん主催の劇団、今度はマジンガーZ。

マジンガーZといえば連載開始時まだ小学生だった自分はちょうど少年ジャンプを毎週読んでて1話からそりゃあ引き込まれたものですよ。

割にすぐにTVアニメも始まり、マンガとは違うところがあるなとは思いつつもデビルマンほどの差ではないのでそれほど気にせず。今回の舞台は題名からもわかるように、そのマジンガーが完成して動き出す、1話までのお話ということでスター・ウォーズで言えば『ローグ・ワン』なわけですね。
くらいな前知識でいたらのっけから兜十蔵博士もドクター・ヘルもまるでマンガそのままのような容貌で出てくるし兜剣造は改造手術前から。あら、原作では殆ど触れられない兜甲児の母親、兜刀子がこんな活躍するとは。旧姓が鎧というのもこの世界っぽく、そこからさらに舞台の主人公となるのはマジンガーZを建造する工務店の人たちで社長が盾矛次郎とまで。要所要所に活劇も盛り込まれながらマジンガーZの武器がなぜああいうものになったのか、そもそもパイルダーが合体するというのはどこからの発想だったのかとか、光子力研究所との関係、あしゅら男爵やピグマン子爵誕生の謎まで、もちろん笑いも泣かせもたっぷり。

何より盛り上がるのはラストですよ、ちゃんと一分の一で作られたホバーパイルダーに搭乗、上昇してのパイルダーオン。夢でも見てるかのような舞台。
アニメの仕事に就いて、かつてテレビアニメ版の制作に携わった人たちと仕事できたりしてるだけでも小学生の時には考えもしなかったことですが、今回の舞台はまたそれとは全然違うものが。

以前この劇団で見た金田一ものとか『無限の住人』とかがその舞台での再現度にびっくりしたものですが、この原作が好きなんだあ、というファンレターが実体化したかような、その好き度合いが半端ない。
公演後のトークでほんとは二年前にやるはずだったのがコロナでここまで延期になって、するとちょうど原作から50周年となりしかも公演中にテレビ放映開始日の12月3日を迎えることになるという偶然とは思えない事になってるとこのことで。4日の最終日は満席らしいですが、それまでは当日券も出るようです。マジンガー好きな人にはぜひ見てほしいですね。

それにしても超合金の機械獣のフィギュアほしいなあ。

2022/11/28 (Mon)
板橋のカフェ百日紅にて知遇を得ております紅日毬子さん出演の舞台観てまいりました。

廻天百眼いつもの劇場ザムザ阿佐ヶ谷。

人の村で育ったホムンクルスの少女ユリイカは様々な神の集う万物協会にたどり着くのだが。

というわけでその神々がゾンビやキョンシー、ダンピールなどまで含むのでいちいち個性が濃い。その長、タキオンは廻天百眼の十三月紅夜さんでもうひたすらかっこいいばかり。前説にでたときから「わたしはかんだりなどしない!」
サブストーリー的な独自の動きをする龍宮城を探すリュウグウノツカイ、リクガメ、チョウチンアンコウの一行もそれだけでなにかできそうなくらいのキャラ。
変なマッドドクターまででてきて混迷を極めそうなところに一筋の光を通すかのようなユリイカ、なんと今回の紅日毬子さんはどこまでも可憐でやさしい存在なのでした。ちょっと本気をだして皆殺しにでもできそうなところもあったのに。
本日千穐樂ですね、気になる方は今からでも間に合いますよ。

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