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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2020/02/24 (Mon)
新宿武蔵野館で集中公開の香港映画三本目。

事故で半身不随車椅子になった一人住まいの初老の男性黄秋生アンソニー・ウォンの狭い公営住宅に住み込みでフィリピンから働きに来た家政婦さんとの交流。

脚本監督はこれがデビューの若い女性。
中国語話せない家政婦さんと、英語話せない男性がお互いの言葉覚えていこうとしたり買い物一つにも苦労したりと日常感の描き方が適切。
度々言ってるように日常から出ない映画は基本見ないのですが香港台湾ものは別。
以前も劉徳華アンディ・ラウ主演の『桃さんの幸せ』がとても良かったの思い出し。
今作で重要なのは、主演二人の心の交流というだけでなく、それぞれが諦めていた夢を思い出し、かなえようとするところ。それ自体はうまくいきすぎなくらいなんだけど、何にでも当てはまることの一つであるしね。現状がどんなどん底で希望が見えなくても、諦めないで続けていけば叶うこともある。
終盤客席あちこちから鼻をすする音が響いてきて、そりゃあもうこれが泣かずにいられましょうかな出来なんだけど、泣かせどころは長々と心情台詞言ったりするのでなく、彼らが何を思いどう行動したか、で。そこを湿っぽくならずサバサバしてると言えるくらいの距離感で描ききる演出が見事。
制作は陳果フルーツ・チャンなこともあるのか黄秋生の工事現場の後輩で時々顔だしてくれる役で李璨琛サム・リーが久しぶりに悪いやつでもイかれてる役でもない普通の人やってて、これもいいのですよ。
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