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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/04/29 (Mon)
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2021/11/27 (Sat)


この監督の『アクアマン』は大好きなんですよ。見てないけど『モータルコンバット』や『ワイルド・スピード スカイミッション』も楽しめそうな気がする。が、代表作と言っていい『ソウ』『死霊館』のシリーズはどれも全然だめで。どうも好みと合わない。何が違うのかなあ。
ホラー以外なら行けそうで。この人のホラーと合わないてことなんだけど、じゃ、ホラーって何?みたいなことにも達するややこしい問題。では今作はというと。
ホラーなんですよね。少なくとも中盤まではそう、のはず。で、まあそこんところが案の定乗れなくて、様相を変える終盤のほうが楽しめはしたけど、それはそれで『ハロウィンキルズ』で思ったホラーとスーパーヒーローあるいはヴィランを分けるものはなんだろうと思うものでした。
いやまあわりにはいってた観客の反応は十分にホラーとしてたようなんですけどね。冒頭の海沿い岸壁にそびえ立つゴシックな病院は素晴らしい雰囲気で、その後の出番が少ないのがもったいないくらい。そういえばシャマランの『アンブレイカブル』『スプリット』は見たのに『ミスター・ガラス』見てないなあ。

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2021/11/26 (Fri)
いろいろ続編が作られたあとで出た前作が驚異的にちゃんと『ハロウィン』であったのを受けてのさらに続編。どうなることかという心配はないものの、話がどう転がるのかと思ってたら、そうきたのかあ。

前作が昔の事件の生き残りジェイミー・リー・カーティスからその家族、という繋がりをつけたら、今回はその他の生き残りが、さらに、と。それぞれが動き出す動機は間違ってなかったはずなのにそう簡単には行かなかったりという話の行方が面白い。とはいえ、『ハロウィン』ですから肝心のブギーマン、マイケル・マイヤーズがどう描かれるかが肝心。もちろんそこはバッチリ。大満足。マイケルがちゃんとしてるだけでなくそれをめぐる周囲のあり方、絡み方、動きかたみたいな力学が納得の行くようになってていいなあと。いかにも大団円に向かいました、という前作に比べるとまだまだつづくよという終わり方ですがなんと三部作で次が『ハロウィン エンド』らしいですよ。楽しみ。

にしても、この人間を超えたというか人の姿をしても人ではないものの恐怖てジョン・カーペンターでは『物体X』『ゼイリブ』などどれもいいなあ、とか、こういう存在てその設定がちょっとずれればスーパーヒーローになるし、意識の持ち方でヴィランにもなるわけだし、それとホラーを分けるものは見せ方だけの問題なのかしらん。などとも思うわけでした。

と、今回はまた池袋トーホーシネマでみましたが、あそこ雰囲気とかはいいのに相変わらず上映中のも公開待ちのもろくにポスターなど掲示してなくてあれはよくないよなあ。同じ映画やってたらすぐ近くのサンシャイン行っちゃうわ。

2021/11/25 (Thu)
Vネクストという映画と言うにはちょっと短いシリーズではありますが、シネコンがそばにあると仕事の合間待ち時間にちょっと見に行けるのという利点もあり。短くても内容はバッチリ。他の戦隊のサービス出演もほとんどなく、概要だけ聞けばこの手の映画でありがちな話をちゃんと面白く見せてるのはさすが。何より10年経ってもキャラが全然ぶれてないのが安心感。長く応援してるファンに対する返答はこうでなければね。



『エターナルズ』は宇宙から来た集団ヒーローが、地球は果たして守る価値があるかに悩んだりそうでなかったり各人いろいろという映画でもありましたが、今作も宇宙から来た集団ヒーローと言うとこは同じなのに結論に至る道筋がまっすぐ短い。そりゃあアベンジャーズもたくさんのヒーローが結構長い間やってるけど、映像だけで言えばスーパー戦隊シリーズを46年も続けてる強みってことでしょうか。『カリオストロの城』のあの場面を、しかも実写でやったのは初めてなんではないかなあ。
2021/11/24 (Wed)
石ノ森成分高いと噂の映画、やっと見てきました。

なるほどねえ。宇宙から来てるから地球の国籍、人種にとらわれにくい容姿の10人がそれぞれ違う特殊能力で、というとこからまず成分なのに7000年前から人類史の裏にいて、というのもそれぞれ弱みや悩みもあったりというのもいちいちあれがそれでとか思いたくなってしまうところ。
ところで池袋のIMAXでみたんですが、せっかくの特大横長ポスター、エレベータ降りてすぐでも全部がいっぺんに収まらないではないですか。馬東錫マ・ドンソクが切れちゃった。

特殊能力だけでなく10人それぞれに話背負わせてるのでなんとあのアンジェリーナ・ジョリーでさえ一人だけ目立つということがなく、しかもこの役はこの人でなければと思わせるのがいい作り方。

能力の発現や衣装に金糸の幾何学模様が絡めてあるのが優雅。
それぞれの力を活かしきった戦いは、特に中盤敵も多様化するところから忍法帖風味もあり。
スプライトの悩みにはブラッドベリからねこ娘まで思い出したりね。
予告見たときにはこんな万能、力強すぎでこれまでのマーベルものとバランス取れるのかなあと思ったりしたんですが余計な心配でしたね。
で、もちろん続きが気になる終わり方。
それにしても、メンバーの一人マッカリの能力が超速で、ほかにマーベルならクイックシルバー、DCのフラッシュと同系の能力者がいて、もちろん石ノ森作品では009なわけですよ。もとはマッカリのもとにもなったマーキュリーだし、水滸伝でも俊足の人がいて日本テレビのドラマ版では黒沢年男が演じてよかったな。近代の娯楽作品ではどのあたりからなんだろ思ったらフラッシュがもう戦前からいたんですね。へええ。

2021/10/28 (Thu)
実はねえ、原作未読なんですよ。デビッド・リンチ版の映画は見ました。話はよく覚えてません。『ホドロフスキーのDUNE』も見たんで、ホドロフスキーの感想が面白かったなあ。彼は今作はどう見たんだろうか。


自分はというと、これはもう好みの問題なんでしょうが文句なしのスペクタクル場面に対して人物ドラマの部分がうまく釣り合ってなかった感があって。割によったフレームが多いので家庭劇っぽい感じしちゃって。宮廷劇だからもっとひいいた絵も見てたかったかなあと。人物描写を丁寧にやるためなんでしょうけど。続編制作も決定したようだし、楽しみにはしてます。

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