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「錆びた館」 http://kakudou.moto-chika.com の日替わり日記部分のみの分館
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2024/05/04 (Sat)
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2021/10/27 (Wed)
ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド5本目の最終作。

といってもボンドだしねえ、なんて見に行ったらもうこれで終わり、みたいな要素がこれでもかこれでもか。ほんとに終わらせるんだなあ。エンドクレジットのあとにはちゃんとwill returnと出てたからボンド映画自体がなくなるわけではないですが。
で、その最終作に向けてこれまでのボンド映画要素もてんこ盛り。マティーニにアストンマーチンに蝶ネクタイ黒服にもちろん美女大活躍。でもその見せ方があっさりというかさっとというか、これみよがしでなくてサラッとスピーディなところがとてもいい感じ。そのぶん後半ウェットな要素も出てきて、まあこれでボンドを冒険ファンタジーの世界から現実におろしてこなきゃ終われないんですもんねえ。『カジノ・ロワイヤル』から『慰めの報酬』って『女王陛下の007』があとが続かなかったののリベンジみたいなとこもあったから、こういう締め方も最もな気もしました。
それにしても今回の敵というかその兵器、ちらっと噂は目にしてたもののほんとにホーソーン『ラパチーニの娘』で、あんな古典的小説しかも短編のアイディアが今もうまく使うと立派に通用するんだなあと感心びっくり。

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2021/10/16 (Sat)
『ダイの大冒険』53話いかがだったでしょうか。ダイ、バランが親子らしくしてる数少ない場面がありました。

親子といえば(強引だな)先日見た映画がこれ

マーベルの新ヒーロー、アジア系。とあるけどまるきり香港中国映画ではないですかという評判を目にしてホントかなあ贔屓目ではと見てみたら予想以上にほんとに香港映画で。予告編にあるサンフランシスコやマカオでのアクションがまあまさにそれですが、後半あんな映画になるなんてともいわれてた中華なワカンダ、桃源郷みたいなとこがこれも予想では付け足しくらいかと思えば普通の世界のほうがむしろ前座、こっちが本編ではないですか。ワクチン打ってから見に行くことにしてたので上映すぐに見れなくてスクリーンはやや小さめになっちゃったけど公開直後だとこの場面のことも感想書きにくかったろなあ。
で、悪役が強い親父で、母をなくしたことが悪役化の一因というのがダイと共通しなくもない(強引だな)なこの映画ですがその親父がなにしろ梁朝偉トニー・レオン。魔力アイテムのテン・リングスなんて使わなくてもいいんじゃないのくらい。で、出番がこれまた予想の5倍位多い。出るたびに着替えてるし。
中国語題の『尚氣與十環傳奇』てのもいいですね。主人公は尚氣/上氣、演じるシム・リウは劉思慕と書くようで、いい名前だなあ。梁朝偉の方の役名は徐文武。主人公の相棒のケイティもいい味出してるし、もちろん中華古代神話世界の楊紫瓊ミシェル・ヨーや元華ユン・ワーは期待通りですよ。活劇部分も幻想世界部分も色々ありすぎてあと三回位見たい。

2021/07/30 (Fri)

恒例仮面ライダーとスーパー戦隊合体共闘映画。公開週は連休ということと関係なくいつもの大泉学園のスタジオ以外の場所で仕事で、これは大泉でみなきゃだめでしょうと週明けてから見てきました。毎度設定を色々凝らしてくるけどとにかくお祭りですよねえ。今季ライダーはもともと物語の世界を扱い、戦隊は過去戦隊の能力を扱うということで混じったり広げたりしやすい……と、のほほんと見始めたらいきなり西遊記と八犬伝を並走させるという暴挙に出て、やりたい放題やなあこれぞお祭り。太秦映画村の場面では奥に佐武と市がいるし。が本題は後半でした。メタだメタだという評判は目にしていたもののこう来るとは。そこまで1号ライダーの声の出演だけかと思ってた藤岡弘、が本郷猛として出てからのセリフは泣けましたよ。「物語は実在し、現実も変える」てのもすごいセリフだなあ。併映の次期ライダーの短編は面白くはあったけど、今回は特になくても良かったかも。


2021/07/25 (Sun)
東京国際映画祭だったかで一作目が公開されたきりだったシリーズ最新作の舞台が東京だというので一般公開。若くとチョとぼーっとして見える二枚目な劉昊然と、『カンフー・ジャングル』では凄まじい体技を見せ『新喜劇王』では振り切れ過ぎなくらいのコメディ演技を見せた王宝強の二人組探偵が日本の名探偵妻夫木聡やタイの名探偵トニー・ジャーとともに大活躍。


日本のヤクザ組長三浦友和が犯人と思われた密室殺人の謎に挑むため日本の空港につくなり何がどうなったのかの大アクションに馬鹿なギャグにカーを引用しての密室講義に染谷将太の変態連続殺人者からの挑戦もあり法廷劇にもなりという詰め込み過ぎな一片。めちゃくちゃ面白かったですよ。
あれやこれや名場面は尽きないのですが、予告動画でもちらっと見える妻夫木聡の黄金聖闘士姿、ちゃんと『ペガサス幻想』が流れるという恐るべきことが。
日本のあちこちで撮影してるのが実に楽しい。いつか日本映画でもこれくらいのが見られるようになるんでしょうかねえ。
歌といえばエンディングはそのあちこちロケ地でその場のキャスト陣一斉に踊ってるの合わせての主題歌、なんですが、その歌が終わったあとが主演二人と劉徳華アンディ・ラウの『恭喜發財2020』がさらに楽しい。いかにも正月映画って感じですよ。今は暑いけど。
今作公開が好評だったようで、前2作も公開されるとか。楽しみですねえ。一日一回の上映とはいえ8割お客さん入ってたもんなあ。

2021/07/21 (Wed)
新しい『妖怪大戦争』公開を前に往年の大映特撮映画の特集上映が行われておりまして。『妖怪百物語』などの妖怪シリーズ、『大魔神』三部作、ガメラシリーズ、怪談映画も『釈迦』などのスペクタクル大作もいろいろある中で、むか〜〜し見たはずなんだけど気になった1本だけ見に行ってみました。

映画館は大映特撮一色。

楳図かずお原作『蛇娘と白髪魔』は前に見たのは何十年前だったのか、ともかくももう子供ではなかった頃なのでそのときはなんだか子供向けだなあという感想しかなったのですが、今見るとテンポが緩むことなく先々の不安を予想させながら否応なしに進む物語が子供目線ではかなり怖いのではないかと。
白黒撮影での洋館はどのアングルもいいなあ。

入場者特典もらえて、大魔神のフィルムしおりでした。これはなかなか嬉しい。

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